• 2017/11/07
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「過疎化・檀家の減少…お寺は存続できるか!?」

昨日のNHKのシブ五時にて「過疎化・檀家の減少…お寺は存続できるか!?」をテーマとして、島根県邑南町・美郷町の過疎の現実、心の支えとなってきたお寺の存続問題が特集されていました。

天真寺のふるさとのお寺・浄圓寺は、まさにこの地域にあります。浄圓寺は、住職不在の無住職のお寺です。地域の皆様の心のよりどころであるお寺ですので、一年に一回報恩講をお勤めしております。ですが、今年は屋根が破れているという連絡を頂き、修復をしました。お寺を維持するだけでも、経済的支援がないと出来ない状況です。さらには、お寺がある志君の地域は限界集落。30年前、天真寺は、都市開教として、島根県から千葉県へお寺の引っ越しをした様子をNHK特集「寺が消える」にて特集されました。

それから30年。今は「地域が消える」という現状であります。2年前、これからの島根県でのお寺の存続を考えて「寺を護る___淨圓寺開基300年法要(島根県邑智郡美郷町志君)」を撮影しました。

そこから見えてきた現状です。志君の人口10人。年齢は70才以上、子どもは一人もいない。

インタビューの中から、御門徒の方のお言葉です。
コミュニティの形態が変わり人が集まる場所が公民館や学校になってきたが、教えるのは違う教育。地域や土地に根ざした生きることの教育が大切であり、それがお寺。人口が少なくなっても頼れるところはお寺しかない。
というメッセージを頂戴しました。

と言う現状です。このような中、お寺を護っている方々がいらっしゃいます。

このような過疎問題にどう対応していくのか。過疎対策支援員・澤田さんが、島根県の現状をお伝え下さいました。福泉寺様、美郷町西林房は、周辺もだんだん空き家になって家はあるが人がいない。兼職をする人が住職資格を取って、法務をこなしながら勤務しております。
島根

島根

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今回の特集では「檀家制度」「格差問題」にフューチャーしておりました。檀家制度とは、江戸時代にはじまり、家が特定の寺に所属して檀家になり、檀家が自分たちの地域のお寺を支える制度です。その限界も叫ばれて、檀家制度をやめたお寺も紹介されております。また、上田先生は、過疎は、格差問題と捉え、豊かなお寺が貧しいお寺にお布施を回せるかということまで、システムとしての教団のあり方を提言しておりました。

そんな中、島根県の寺で、お寺に人を集めよう、寺を人が集まる場にしたいので改築して、本堂隣に新しいカフェをオープンさせた住職が紹介されておりました。

島根

いきなり法座に来て下さいは敷居がたかい。寺はいろんな人をつなげる役割をしていた。お寺で待っているだけでなく、飛び込んでいこうとおっしゃっておりました。

過疎化、無住職寺院、さまざまな問題を抱えております。

そういえば、エンディング産業展に出展して一番人気だった「ペッパー導師」に、なぜペッパーくんのお坊さんを制作したのかと尋ねると、無住職寺院が増えているので、とおっしゃっておりました。