天真寺通信

蓮(ハス)

【きょうの蓮】剣舞蓮&皇居和蓮&漢蓮

毎日、新しい蓮のお花が咲いております。
こちらは、ニュー咲き 剣舞蓮。
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■蓮メモ/剣舞蓮(けんまいれん)■
「蓮の話」第四号の中に「花蓮の品種分類」として香取正人氏が解説されています。
淡黄一重咲き・舞妃蓮の自然交配種(花弁数18~22枚 開花期は7月中旬から8月下旬)1995年、ハス学研究会を通じて導入され、東京大学と水生植物園で栽培され始めたのが最初。千葉市で開催された「都市緑化フェアー」で京都大学名誉教授塚本洋太郎氏の名で導入が発表されている。
コチラも同じく、新しく咲きました皇居和蓮。
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■蓮メモ/皇居和蓮(こうきょわれん)■
皇居の蓮池に自生していると言われている蓮です。おそらく江戸時代(このころの皇居の場所は江戸城でした)には植えられていたのではないかと思われます。古代蓮の系統と推測されるようです。
コチラも同じく、新しく咲きましたスモールサイズの漢蓮。
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■蓮メモ/漢蓮(かんれん)■
白花八重咲きの茶碗蓮です。在来品種では、一番小型品種といわれています。
別名白玉蓮と呼ばれています。まんまるなツボミの姿がとても愛らしく、魅力的な品種です。
歴史も深く、かつて大和円照寺第六世(伏見宮文秀女王)が特に好んだ品種と伝えられております。
そして、今が見所は漁山紅蓮です。
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■蓮メモ/漁山紅蓮(ぎょざんこうれん)■
魚山(漁山)とは、中国の山東省東阿県にある山で、中国における声明(しょうみょう・経典にふしをつけて朗誦する仏教の儀礼音楽)の発祥の地とされております。また、声明そのもののことも魚山と言います。この漁山紅蓮は肥培管理すると花弁数がやや多くなり、多弁花のような咲き方をすることがあります。それで、従来一重と半八重の2種が存在するような解説がされてきているようです。
いろいろな蓮が咲いておりますので、どうぞ天真寺までお越し下さい!!!

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