天真寺通信

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お盆の一日

盆
お盆の時期になりますと、御門徒の皆様がお寺にご参拝頂き、有り難きご縁であります。
本日はご参拝頂いた方は門信徒Sさん。天真寺は、現在松戸市金ヶ作に寺基を構えておりますが、その前は、千葉県松戸市河原塚にありました。その時代からお付き合いがあり、天真寺大坊守95才と一歳差の94才、大変エネルギッシュであります。当時の話題に花を咲かせます。
そして、大坊守へお手紙を頂戴し、そこには10年前秋の彼岸法要の思い出が記されておりました。
平成20年9月23日(火)秋分の日 
天候晴れのちくもり 気温29度 
於天真寺 本堂満員盛況
というお言葉から始まり、講師であった松林宗恵(僧侶・映画監督)のお話の内容が記されてありました。
「板書」
往相回向
還相回向
往相回向とは、私が浄土へ往生させて頂くはたらき。
還相回向とは、仏様となって、この世の有縁の方々を救うはたらきをいう。
「こうしていま彼岸にお参りするということは、決して自分の手柄ではない。今につながる先祖や有縁の方々の導きのおかげである。そして名残惜しくとも私の命終わったときには、後に残る子や孫を見守り続ける私にならせて頂こう」と語り、六字名号を一同唱和。
と、当時のお話をメモした内容をお知らせて下さいました。
有り難きご縁であります。
お盆の季節は、ふと立ち止まり、自分の足下に目を向けそこにに拡がってくるご先祖の方々、目には見えないハタラキに生かされている自分の姿をお聞かせ頂く、大切な時間であると教えて頂きました。

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