天真寺通信

みんなの日曜礼拝

浄土真宗本願寺派御門主ご親教「私たちのちかい」

日曜礼拝
今朝、雪が降り積もる地域もあったようで、これから冬本番に突入であります。朝七時から勤められる日曜礼拝では、弘山先生でした。ご法話では、京都・本願寺の秋の法要(全国門徒相追悼法要)にて、浄土真宗本願寺派・光淳ご門主の「ご親教」についてお話しくださいました。「ご親教」は、若者をはじめとした方々を対象にされた「念仏者の生き方」を体したご教示「私たちのちかい」であります。
私たちのちかい浄土真宗本願寺派
私たちのちかい
一、自分の殻に閉じこもることなく
  穏やかな顔と優しい言葉を大切にします
  微笑み語りかける仏さまのように
一、むさぼり、いかり、おろかさに流されず
  しなやかな心と振る舞いを心がけます
  心安らかな仏さまのように
一、自分だけを大事にすることなく
  人と喜びや悲しみを分かち合います
  慈悲に満ちみちた仏さまのように
一、生かされていることに気づき
  日々に精一杯つとめます
  人びとの救いに尽くす仏さまのように
こちらのお言葉は、『大無量寿経』にあられます法蔵菩薩の修行のお姿を「私たちのちかい」としてお示しくださり、弘山先生が丁寧にお話しをくださいました。
詳しくは本願寺HPをご覧くださいませ。
http://www.hongwanji.or.jp/mioshie/kotoba/hw20181123.html

今回のご親教について、さまざまな声があがっております。インターネットにて「私たちのちかい 本願寺」と検索すると、以下のサイトがトップにあがってきております。阿弥陀如来のお心は、罪を告げず、生き方をとなわないお救いであります。ですので、「仏さまのように」と「自分の殻に閉じこもることなく」「むさぼり、いかり、おろかさに流されず」「自分だけを大事にすることなく」「生かされていることに気づき」とのお示しですと違和感があるのかもしれません。御門主様からこのようなお言葉を頂かねばならない私・僧侶としての姿勢が問われてきます。
これから安心面と仏さまのお心を頂いて生きていく仏道の歩む、仏さまのお心をまねて、学んでいく生き方が調えられていくように思います。
ちなみに、「2018年11月23日に浄土真宗本願寺派の代表・ご門主より発布されたご親教「私たちのちかい」に対する反応をまとめます。」です。
https://togetter.com/li/1295705

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