天真寺通信

天真寺雅楽教室

覚如上人祥月命日→雅楽教室

雅楽
今日は天気がいいですね。日曜礼拝の講師は、弘山光称先生です。
本日のご和讃は、浄土和讃の大経讃「尊者阿難座よりたち」より六首。
本日は、本願寺第三世覚如上人の祥月命日です。覚如上人をご紹介くださいました。覚如上人は、650回忌法要が勤まりました。親鸞聖人は「某親鸞 閉眼せば、賀茂河にいれて魚にあたうべし」とおっしゃいました。聖人が、御往生なされ、火葬され、おおたにの地に埋葬されたのが始まりです。覚如上人が、「大谷廟堂」の寺院化(本願寺の成立)に尽力し、本願寺を中心とする教団の基礎となられた方です。覚如上人が、いらっしゃらなけければ、本願寺の教団は存在しなかった。今こうやってお参りをすることもなかったです。
■改邪鈔16(註釈版聖典 937頁)
それがし 親鸞 閉眼せば、賀茂河にいれて魚にあたふべし」と云々。これすなはちこの肉身を軽んじて仏法の信心を本とすべきよしをあらはしましますゆゑなり。
そして、真宗の世界「われら」と「かれら」のお話です。親鸞聖人が大切にされた「われら」という言葉。私たちの世界は、あの人が悪いと「かれら」という視点にたちます。仏教は縁起の世界です、仏様の「帰命尽十方無碍光如来」の願いの中、ともどもに御仏様のみ手の中、光に照らされ、浄土へと生まれさせて頂く歩みであります。障げの世界に生きている私が、仏様の世界を聞かせて頂きながら命の完成への歩むへと転換されます。
本日2月23日(日)15時~雅楽教室が開講されます。
どなた様もご参加頂けます。雅楽に興味のある方は、ぜひご参加下さいませ。

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