天真寺通信

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自粛警察

自粛警察なる方が登場されているようです。
自粛警察とは、新型コロナウイルス感染拡大防止のためという正義感を振りかざし、営業中の店舗に自粛を強要する(ニコニコニュース)。
2月2日の『中日春秋』に「人類には邪悪なウイルスに対抗できる免疫が確かに備わっている。邪悪なウイルスとは新型コロナウイルスではない。差別や偏見というウイルスである。」というお言葉がありましたが、まさに私たち人間が問われているのかもしれません。
コロナストレスについて、さまざまなコメントが出されております。
■加藤諦三先生
「風をよむ~コロナ・ストレス~」(2020年4月19日)にて、加藤諦三先生(早大名誉教授)は、さまざまなトラブルが発生する背景として、「日常生活の中では、怒りは無意識の方に追いやってそれで普通の顔をして生活をしているが、こういう事態になってきて、本当にささいなことでもって、怒りとか、敵意に火がついてしまう。相手を攻撃する、差別・偏見という社会問題が、今まで以上に深刻化してしまう。」と指摘され、そして「不安は常に人を分ける。相手が悪いんだと、責任転嫁している人というのは消極的な解決。積極的な解決というのは、まず不幸を受け入れて、その上で、この困難からなにを学んだらいいのか?っていう発想にならないといけない。困難な時というのは、自分自身を知る機会でもあるんですよね」
と、コロナストレス問題は、自分を知るチャンスであり、成長するチャンスであるとおっしゃいます。

■茂木健一郎先生「自粛警察」がいけない脳科学的理由
https://youtu.be/na8_RTee2-g

脳は、自分で判断して選ばないと成長しない。親の言うとおりにしていると、子どもの脳は成長しない。自粛は、自分で判断して自分の行動を選ぶこと。行動が、市民として磨かれていくことであり、脳の自主性としてはすばらしい。だが、自粛警察が出てきたことで、自分たちで学び自律的に学チャンスだったが、余計なことをしてしまっている。
 自粛警察側の問題点は、他人を尊重しないこと。一方的に、匿名で貼り紙だけして帰って行く。他者に対する態度としては最悪であり、それぞれの自立性を奪ってしまう。
 自分で判断して、行動して、人間として成長するチャンスを失ってしまった。
■脳科学者・茂木健一郎氏が矛盾突く「自粛警察なのに自分たちが自粛していない」トレンドワード入りにも不快感
https://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/entertainment/news/CK2020042802100042.html
■特ダネ
新型コロナより怖くて悲しいモノが蔓延中。「自粛警察官」気取りで人々を傷つける輩が多すぎる
https://www.j-cast.com/tv/2020/04/28385108.html?p=all

いま、私が問われている大切な時期であります!!!

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