天真寺通信

永代合葬墓あんのん堂

今月のあんのん堂

本日、京都大谷本廟内にある永代合葬墓「あんのん堂」にお参りしてきました。
空は快晴。冷たい空気も気持ちの良い一日でした。

 

仏殿(本堂)

 

花噴水から仏殿を臨む

 

今月の大賀蓮

 

今月の掲示板

「椿落つ 浄土と向き合う はじめなり」

椿の花の終わりは、花びらが散ることなく丸ごとポトリと落ちますね。

ちなみに、椿は「落ちる」、桜は「散る」、朝顔は「しぼむ」、菊は「舞う」、ボタンは「崩れる」、梅は「こぼれる」・・と、花の終わりの表現がそれぞれ違って日本語は豊かですね。

 

さて、桜の花びらが風に吹かれて散っている様子より、丸ごと落ちている椿は命の終わりをよりいっそう連想させられる気がします。

どんな椿が落ちてきても受け止める大地があるように、どんな命もそのまま受け止めてくださる浄土がある。その浄土のはたらきは、今ここに生きている全てのいのちの支えとなってくださっています。

南無阿弥陀仏・・m(__)m

(果)

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