天真寺通信

永代合葬墓あんのん堂

今月のあんのん堂

昨日、京都大谷本廟内にある永代合葬墓あんのん堂にお参りしてきました。

今月の大賀蓮

彼岸花も咲いていました。

 

今月の掲示板

「リンドウが はるか光雲を仰ぎ咲く」

リンドウの花は、光に反応して開花し、曇りの日や夜には花弁を閉じてしまう性質があるそうです。また、「あなたの悲しみに寄り添う」という花言葉があります。

 

『仏説阿弥陀経』というお経には、「西の彼方、十万憶の仏様の国々をすぎたところに阿弥陀様のお浄土があって、今現在お説法をされています」と、説かれています・・・(*^_^*)

お彼岸の中日には太陽が真西に沈みます。阿弥陀様はその彼方のお浄土にじっと座ってお説法されているのではありません。「なんまんだぶ」と称える私のお念仏となって、今ここで救いを告げてくださっています。

親鸞聖人のご和讃に「光雲無碍如虚空 一切の有碍にさわりなし 光沢かぶらぬものぞなき 難思議を帰命せよ」とあります。

どんなに深い煩悩もそれを「さまたげ」とせず、阿弥陀様のおはたらきは全ての者に及び、「あなたのいのちの帰るところは我が浄土ですよ」と、そのままを抱きとってくださっています。

 

日々の生活に追われて、お浄土に思いを馳せる事もままならない毎日です。お彼岸のお墓参りや法要では先に往生された大切な方をご縁とし、私のいのちの行先を聞かせていただきます。それもお浄土からのおはたらきです。・・・なんまんだぶ・・・

 

「天真寺秋の彼岸法要」

午前10時30分~ 永代合葬墓やすらぎ堂前にて

午後1時30分~  天真寺本堂にて (法話講師 福間義朝師)

どうぞお参りくださいm(__)m

(果)

カテゴリ

アーカイブ

天真寺日記