天真寺通信

永代合葬墓あんのん堂

今月のあんのん堂

本日、お彼岸の入りを前に京都大谷本廟内にある永代合葬墓あんのん堂にお参りしてきました。

桜の花もちらほら

木蓮だったかコブシだったか・・”(-“”-)”

白洲では彼岸会法要の準備が

花文字を作っておられる最中でした。

どうやら「倶会一処」のようです。

今月の大賀蓮

今月の掲示板

「雪を分け すっくと伸びる ふきのとう」

ふきのとうが地上に出ている姿は、可愛いらしくもあり、生命力を感じますね。

大谷本廟の帰りに本山本願寺にもお参りしたところ、ちょうど幼稚園の卒園式の最中でした。我が子の成長を見守るご家族に向かって、大合唱。「さくらーがさいたら しょーがくせー」というような歌詞が聞こえました。

どうやらこの歌が最後のプログラムだったようで、園児たちはご本尊に向き直り、「では皆さん、お念珠をポケットから出して・・・園長先生と一緒にお念仏しましょう」と司会の方が声をかけられました。

すると、

「なーもーあーみーだーぶーつー!!

 なーもーあーみーだーぶーつー!!

 なーもーあーみーだーぶーつー!!!!」

あまりの元気な大きな声にびっくりしました。堂内が園児たちの「なもあみだぶつ」でいっぱいになりました。大人の声はちっとも聞こえません。

園児たちのお念仏に思わず感動して涙してしまいました・・・(*^_^*)

さっきの掲示板を思い出し、この子たちもまるでフキノトウのように、そろぞれがそれぞれの成長をしているんだろうなあ・・・

そういえばフキノトウは地下茎でつながっているとの事。きっとこの子たちも「南無阿弥陀仏」に根底から支えられ、つながっているのでしょう・・。

なんまんだぶ・なんまんだぶ・・・m(__)m

(果)

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