天真寺通信

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本日の和讃は「諸経讃」「現世利益和讃」

本日7時~日曜礼拝です

本日の和讃は、「諸経讃」&「現世利益和讃」です。

「諸経讃」諸経のこころによりて弥陀和讃  
(93)
如来すなはち涅槃なり  涅槃を仏性となづけたり
凡地にしてはさとられず 安養にいたりて証すべし

如来はすなわち涅槃である。この涅槃を仏性と申し上げる。凡夫には、これをさとることができない。浄土に至ってはじめてさとることができる。

(94)
信心よろこぶそのひとを 如来とひとしとときたまふ
大信心は仏性なり 仏性すなはち如来なり

信心を得て喜ぶ人のことを如来と等しいと説かれている。大いなる信心は仏性である。仏性はすなわち如来である。

(95)
衆生有碍のさとりにて 無碍の仏智をうたがへば
曾婆羅頻陀羅地獄にて 多劫衆苦にしづむなり

煩悩にまみれた知恵で、何ものにもさまたげられない阿弥陀仏の智慧を疑うものは、無間地獄よりさらに重い苦を受ける地獄で、はかり知れないほど長い間、果てしない苦しみに沈み続けるのである。

以上諸経意 「現世利益讃」 現世利益和讃   十五首
(96)
阿弥陀如来来化して 息災延命のためにとて
『金光明』の「寿量品」  ときおきたまへるみのりなり

阿弥陀仏が釈尊としてその姿を現し、災いをしずめて寿命を全うさせるために説き残されたのが、『金光明経』「寿量品」の教えである。

(97)
山家の伝教大師は 国土人民をあはれみて
七難消滅の誦文には 南無阿弥陀仏をとなふべし

比叡山の最澄は、国中の苦しむ人々を哀れんで、さまざまな災いを除く教えの中で、南無仇弥陀仏を称えるがよいといわれている。

(98)
一切の功徳にすぐれたる 南無阿弥陀仏をとなふれば
三世の重障みなながら かならず転じて軽微なり

あらゆる功徳に超えすぐれた南無阿弥陀仏を称える身となると、過去・現在・未来の重い罪もみな、必ず転じて軽くかすかなものとなる。
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日曜礼拝
日時:令和5年4月21日(日)7時~
和讃:如来すなはち涅槃なり 78丁
御文章:在家尼女房章
調声:奥住毅僧侶
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日曜礼拝の流れ

天真寺ライブ配信「天ちゃんねる」(毎週日曜AM7時~)

http://www.koumyou.net/tenshin

みんなの日曜礼拝

日曜日朝7時から日曜礼拝がつとめられます
天真寺住職をはじめ衆徒が輪番制にてお勤めをしております。 毎月第1週の日曜日は、僧籍をお持ちの方、仏道を志している方(例えば、中央仏教学院通信講座を卒業。 または、通学している)、天真寺門信徒の方に調声をしていただく参加型の「みんなの日曜礼拝」です。

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