天真寺通信

みんなの日曜礼拝

5月12日日曜礼拝「勢至念仏圓通して」

明日、日曜礼拝です。

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日曜礼拝
日時:令和5年5月12日(日)7時~
和讃:勢至念仏圓通して 88丁
御文章:唯能常称章
調声:西原恵照住職
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本日の和讃
勢至讃 『首楞厳経』によりて大勢至菩薩和讃したてまつる 八首

(111)
勢至念仏円通して 五十二菩薩もろともに
すなはち座よりたたしめて 仏足頂礼せしめつつ

勢至菩薩は念仏によるまどかなさとりを開き、五十二人の菩薩がたとともにただちに座から立ち上がり、仏の足をおしいただいて礼拝し・・・

(112)
教主世尊にまうさしむ 往昔恒河沙劫に
仏世にいでたまへりき 無量光とまうしけり

・・・釈尊に申し上げる。はかり知ることのできない遠い昔に、仏が世にお出ましになった。その名は無量光仏とおっしゃったのである。

(113)
十二の如来あひつぎて 十二劫をへたまへり
最後の如来をなづけてぞ 超日月光とまうしける

最初の無量光仏から十二の仏がたが、十二劫の時をかけて相次いでお出ましになった。その最後の仏の名は超日月光仏とおっしゃったのである。

(114)
超日月光この身には 念仏三昧をしへしむ
十方の如来は衆生を 一子のごとく憐念す

超日月光がわたしに、他力の念仏をお教えになった。すべての世界の仏がたは、あらゆるものをひとり子のようにお哀れみになる。

(115)
子の母をおもふがごとくにて 衆生仏を憶すれば
現前当来とほからず 如来を拝見うたがはず

子が母を慕うように、命あるものが阿弥陀仏を心から信じると、この世でも次の世でも、間違いなく仏を見ることができる。

(116)
染香人のその身には 香気あるがごとくなり
これをすなはちなづけてぞ 香光荘厳とまうすなる

かぐわしい念仏の心をもっている人は、その身から智慧の香気を放っているようである。このように香気で飾られていることを、香光荘厳と申し上げるのである。

(117)
われもと因地にありしとき 念仏の心をもちてこそ
無生忍にはいりしかば いまこの娑婆界にして

わたしがかつてさとりを求めていた時、念仏の心による無生法忍の位に入ったのであるから、いまこの娑婆世界において・・・

(118)
念仏のひとを摂取して 浄土に帰せしむるなり
大勢至菩薩の 大恩ふかく報ずべし

・・・念仏の人を摂め取り、阿弥陀仏の浄土に往生させるのである。このように説かれる勢至菩薩の大いなるご恩に報いるがよい。

以上大勢至菩薩 源空聖人御本地なり。

日曜礼拝の流れ

天真寺ライブ配信「天ちゃんねる」(毎週日曜AM7時~)

http://www.koumyou.net/tenshin

みんなの日曜礼拝

日曜日朝7時から日曜礼拝がつとめられます
天真寺住職をはじめ衆徒が輪番制にてお勤めをしております。 毎月第1週の日曜日は、僧籍をお持ちの方、仏道を志している方(例えば、中央仏教学院通信講座を卒業。 または、通学している)、天真寺門信徒の方に調声をしていただく参加型の「みんなの日曜礼拝」です。

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