天真寺通信

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松戸に根をはる長崎県「被爆クスノキ」


本日、8月9日は、長崎に原子爆弾が投下されてから80年の節目の日です。
あの日、甚大な被害を受けた長崎の地には、奇跡的に生き残った一本のクスノキがありました。
被爆クスノキは、傷を負いながらも新たな芽を出し、人々に平和への願いと生命の力強さを伝えてきました。

そのクスノキの種から芽吹いた苗木は、遠く離れた千葉県松戸市にも植えられ、今もなお根を張り、空へと枝葉を広げています。
長崎の記憶と平和への願いを宿したこの木は、松戸の地で静かに、そして力強く成長し続けています。

その姿は、過去を忘れず、未来へと希望をつなぐ象徴となっています。

☆☆被爆クスノキの由縁☆☆

山王神社の境内入口にそびえる2本のクスノキは、樹齢約5~600年、胸高幹囲がそれぞれ8メートルと6メートル。共に昭和20年の原爆で主幹の3分の1以上を失ったため、 樹高は10メートル内外ですが、四方に張った枝は交錯して一体となり、東西40メートル、 南北25メートルの大樹冠を形成しています。原爆被災により一時落葉し枯れ木同然になったにも係わらず、2年程度の後、奇跡的に再び新芽を芽吹き、次第に樹勢を盛り返し今日に至っています。また、蘇った大楠に直接手を触れ、その生命力にあやかろうと毎日多くの参拝者の方が訪れています。
【長崎・山王神社ホームページより】
■天真寺に来た頃の被爆クスノキ
http://blog.goo.ne.jp/tenshinji/e/97e4ddb533ed200a078f3fbb93ef2f07(天真寺日記)
■植樹式の様子
http://blog.goo.ne.jp/tenshinji/e/e1649817bfc595f2816836a0ec53bd65(天真寺日記)
■植樹式の映像

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