天真寺通信
今月のあんのん堂
昨日、京都大谷本廟内にある永代合葬墓「あんのん堂」にお参りしてきました。
ソテツに巻かれた「こも」が取れるまでは、まだまだ厳しい寒さです。
ご本山では御正忌報恩講の真っ最中、仏旗が立っていました。

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今月の大賀蓮

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今月の掲示板

『受け止めきれないものと出会うたび 溢れてやまないのは涙だけ』出典:米津玄師『Lemon』
米津玄師さんの楽曲『Lemon』の一節です。ドラマ『アンナチュラル』の主題歌でもありました。『アンナチュラル』は、法医解剖医の主人公が仲間と共に不自然な死因を究明しながら、謎や事件を解明していく、というストーリーです。米津さんは、この曲の制作中に祖父とのお別れがあったそうです。
『Lemon』について、ある雑誌で米津さんはこのように語っておられます。「(忙しいスケジュールのなか)ギターで1コーラスを作り始めた頃に、僕の祖父が亡くなったんです。人の死を扱う曲を作っている時に肉親が亡くなる…これはなかなか思うところがありました。僕自身、死を見据えているつもりでいたけれど、果たして正しかったのかどうか。かなり悩んで、完成までには今まで以上に時間がかかりましたね。」「あやふやなものとして死を扱っていたところに、実体としての死が飛び込んできたので、考えざるを得ない部分がありました。」
また、別の雑誌のインタビューでは「この曲を作っている最中にうちのじいちゃんが死んだんです。それで今まで自分の中で作り上げてきた『死』に対する価値観がゼロになった。結果、『あなたが死んで悲しいです』とずっと言ってるだけの曲になりました。」と語っておられます。
さらに別の雑誌のインタビュー「「結局、死ぬって何なんだろうな」って考えながら深海に潜って、また浮いてきて。残ってるのは、「人は死ぬと悲しい」っていうことしかなかった。」
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知人が大切な息子さんとお別れされました。それまで普通に暮らしておられたのが体調を崩して病気が発覚し、わずか2か月の間にみるみる病状が悪化して突然のお別れでした。
その方が話してくれました。「いつも阿弥陀様のお慈悲に包まれていることを聞かせてもらっている。いのち終わったらお浄土に生まれ往くこと、また会える世界がある事もようよう聞かせてもらっている。けれども息子の最期に「行かないでー!」と病室で叫んでしまいました・・・。」
私は何の言葉もかけられず、二人で涙しながら「なんまんだぶ・・」とお念仏するしかありませんでした。
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後になって思ったことです。
溢れてやまない涙の ひとしずく ひとしずくにも阿弥陀様は入り満ちて、慈しみのお心でともに涙してくださっているのでしょう・・・。
なんまんだぶ・・・m(__)m

(果)
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