天真寺通信

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蓮如上人御影道中(合掌の道)

4月23日蓮如上人御影道中に参加してきました。
御影道中とは、毎年福井県の吉崎別院で勤められる蓮如上人御忌法要にあわせて京都の東本願寺から吉崎までを歩いて上人の御影を運ばれる旅です。
御影道中は300年以上連綿と続いているそうです。
一行は4月17日に京都東本願寺を出発、湖西地域を7日かけて240キロを歩き4月23日に吉崎に到着。御影をお迎えしてから10日間吉崎で法要が営まれ5月2日に吉崎を出発、帰りは湖東地域を約280キロ歩いて5月9日に東本願寺に戻られます。その間 行きは67か所の会所、帰りは78か所の会所に立ち寄られます。
運ぶのは随行教導(ずいこうきょうどう)や宰領(さいりょう)をはじめとする供奉人(ぐぶにん)と呼ばれる方々が中心で、私たちは一般参加させてもらいました。
・・・といっても私達仲間は42名おり、吉崎別院に到着される23日に大型バスで先回りし、途中の会所「照厳寺」さんで合流 残りの約8キロをご一緒させてもらいました。
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会所はお寺もありますが、一般家庭にもたくさん立ち寄られます。そこでお勤めをし、お茶やお菓子の接待を受けられます。
 
遠くの方からドーンドーンと太鼓とともに「蓮如上人のおとーりー」の声が近づいて来ました。
 
来られた来られた!!
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お勤めの間 御影を本堂に移動されます。(この赤い箱の中に御影がっ!)
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照厳寺さんでお勤めの後、随行されていた方のお話がありました。その中でとても印象的だった言葉が「私たちは合掌の道を歩かせていただいております」と仰った事でした。
つづく・・・
(果)

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