• 2014/06/08
  • みんなの日曜礼拝
みんなの日曜礼拝「法統継承式」

天真寺本堂では、毎週日曜日朝7時から「みんなの日曜礼拝」がつとまります。
今回の担当は龍哉です。。。
【ご和讃】『浄土和讃』神力自在なることは~ 六首
【ご文章】横截五悪趣章
6月5日6日に行われた「御譲渡式」「法統継承式」のお話しをさせて頂きました。
6月5日夕方、御影堂にて、「御譲渡式」が行われた。親鸞聖人の真影を安置する御影堂の厨子の鍵と、ご門主の印章および衣体を門主が新門に譲渡される。
翌日6月6日、大谷光淳新門が、第24代大谷光真門主から門主及び本山本願寺の住職を引き継ぐ「法統継承式」が行われた。
本願寺は、1272(文永9)年に京都・東山に建立された親鸞聖人の廟所・大谷廟堂を「留守職」として守護した末娘の覚信尼を起源としている。覚信尼の孫で留守職を継いだ覚如上人(第3代門主)が親鸞聖人、如信上人(覚信尼の甥)を経た血脈による法門の継承を主張(三代伝持の血脈)し、今日に至る法統継承の基礎が確立された。中世から近世にかけての代替わりは門主が後継者に職分を譲る旨を記した「譲状」によって行われ、大谷家の私事という性格が強かった。
【中外日報より】
6日の法統継承式noおつとめ
阿弥陀堂・・・無量寿経作法第2種(浄土門の教えの根幹をなす48願)
御影堂・・・広文類作法第2種(親鸞聖人の主著『教行信証』の総序と正信偈を中心としたもの)
以下、「退官に際しての消息」第二十四代門主釈即如、「法統継承に際しての消息」第二十五代専如門主です。
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本日、平成二十六年六月五日をもって、私は本願寺住職ならびに浄土真宗本願寺派門主を退任し、後を本願寺嗣法・新門に託すことにいたしました。
昭和五十二年四月一日、法統を継承して以来、三十七年二か月になります。至らぬことが多々あった中、今日まで努めることができましたのは、仏祖のご加護は申すまでなく、宗門内外の方々のご支援、ご理解とご協力のお蔭であります。皆様に、心より感謝申し上げます。
この間、本願寺では、阿弥陀堂の修復、顕如上人四百回忌、蓮如上人五百回遠忌、御影堂の修復、宗祖親鸞聖人七百五十回大遠忌等のご縁を皆様とともにすることができました。さらに、北境内地を取得できたお蔭で、活動をより広く展開できるようになりました。また、宗門では基幹運動の推進とともに、さまざまの活動や事業がありました。世界各地にも、お念仏の輪が広がっています。それらを、巡教などによって身近に知り、御同朋の思いを確かめることができましたこと、まことに有り難く思います。
この三十七年間は勝如前門主の戦争を挟んだ激変の五十年に比べれば、やや穏やかとも言える時代でしたが、国内では大小の天災・人災が相次ぎ、経済価値が優先された結果、心の問題も深刻化しました。世界では、武力紛争、経済格差、気候変動、核物質の拡散など、深刻なあるいは人類の生存に関わる課題が露わになりました。その中で、心残りは、浄土真宗に生きる私たちが十分に力を発揮できたとは言えないことです。
私たちの宗門は、門信徒一人ひとりに、み教えが受け継がれるという素晴らしい伝統をもっています。これからも、社会の変動の中にあって、浄土真宗のみ教えや伝統にある多様な可能性を見つけ出し、各人、各世代、それぞれの個性と条件を活かし、特に若い世代の感性と実行力を尊重して、一人でも多くの方を朋とし、御同朋の社会をめざして歩むことができるよう願っております。 後を継ぎます新門主は、築地本願寺で五年九か月の間、副住職を務めて経験を積み見聞を広めています。今後は、法統を護るとともに、宗門全体を思い、広く宗教界を視野に入れて、努めることとなります。皆様の一層のご支援をお願いいたします。 なお、私は、七十歳まであと一年余りとなりました。先のことは予測できませんが、阿弥陀如来の揺るぎない本願力の中に、宗祖聖人のみ教えを仰ぎ、浄土真宗の僧侶としての努めを、できる限り果たしたいと思っております。 平成二十六年 二〇一四年 六月五日 龍谷門主  釋 即 如
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法統継承に際しての消息
本日、私は先代門主の意に従い、法統を継承し、本願寺住職ならびに浄土真宗本願寺派門主に就任いたしました。
ここに先代門主の長きにわたるご教導に深く感謝しますとともに、法統を継承した責任の重さを思い、能う限りの努力をいたす決意であります。
釈尊の説き明かされた阿弥陀如来のご本願の救いは、七高僧の教えを承けた宗祖親鸞聖人によって、浄土真宗というご法義として明らかにされ、その後、歴代の宗主方を中心として、多くの方々に支えられ、現代まで伝えられてきました。その流れを受け継いで今ここに法統を継承し、未来に向けてご法義が伝えられていきますよう、力を尽くしたいと思います。
宗門の過去をふりかえりますと、あるいは時代の常識に疑問を抱かなかったことによる対応、あるいは宗門を存続させるための苦渋の選択としての対応など、ご法義に順っていないと思える対応もなされてきました。このような過去に学び、時代の常識を無批判に受け入れることがないよう、また苦渋の選択が必要になる社会が再び到来しないよう、注意深く見極めていく必要があります。
宗門の現況を考えます時、各寺院にご縁のある方々への伝道はもちろんのこと、寺院にご縁のない方々に対して、いかにはたらきかけていくのかを考えることも重要です。本願念仏のご法義は、時代や社会が変化しても変わることはありませんが、ご法義の伝え方は、その変化につれて変わっていかねばならないでしょう。現代という時代において、どのようにしてご法義を伝えていくのか、宗門の英知を結集する必要があります。
また、現代のさまざなま問題にどのように取り組むのか、とりわけ、東日本大震災をはじめとする多くの被災地の復興をどのように支援していくのかなど、問題は山積しています。
「自信教人信」のお言葉をいただき、現代の苦悩をともに背負い、御同朋の社会をめざして皆様と歩んでまいりたいと思います。
平成二十六年二〇一四年六月六日 龍谷門主釋専如
【みんなの日曜礼拝とは】
天真寺本堂では、毎週日曜日朝7時から日曜礼拝がつとめられます。 天真寺住職をはじめ衆徒が輪番制にてお勤めをしております。 毎月第1週の日曜日は、僧籍をお持ちの方、仏道を志している方(例えば、中央仏教学院通信講座を卒業。または、通学している)、天真寺門信徒の方に調声をしていただく参加型の「みんなの日曜礼拝」です。