• 2014/07/26
  • 蓮(ハス)
【きょうの蓮】紅辺白碗蓮

新しく「紅辺白碗蓮」の蓮の花が咲きました。
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真如蓮を見ると、ハチが蜜をすいに遊びに来ています。
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越後の良寛さまの言葉を思い出しました。
花無心にして蝶を招く
蝶無心にして花を尋ぬ
花開く時、蝶来り
蝶来る時、花開く
吾れも亦人を知らず
人も亦吾れを知らず
知らずして帝の則に従う
良寛さまは、一休さんと並びみんなによく知られ、子どもと共に、自然のままに天真爛漫に生きられた方である。
良寛さんには、こんな逸話がある。
夜、便所の中に竹の子が生えてきたのを発見。
良寛は、ロウソクでトイレの屋根に穴を開け、成長の早い竹の子を、伸ばしてやろうとした。
そのため、便所(当時は別棟が普通)は火事となり、焼失してしまった。
何とも言えない純朴な良寛さんの姿が伝わってくる話である。
そんな良寛さまのお言葉です。
花は、何のはからいもなくただ蝶を招き入れる。
蝶は、花の蜜に吸い寄せられるように花を訪れる。
そこには、何の計らいもなく、つながっている世界がある。
お互いが支え合っている、自然のリズムにまかせた姿である。
(知らずして帝の則にしたがう)
私たちの世界はつい物事を打算で考えてしまう。
損をしないだろうか?
楽しいことはないだろうか?
もっと儲からないだろうか?
その打算・思いが、人間関係・自然との関わり方でもあります。
その延長線上に、現代の諸問題が生まれてきたのではないか。
良寛さまは、ありのままに生きていく姿を私たちに教えてくれる。
それは、苦しいことは苦しい、悲しいことは悲しい、とそこに止まるのではなく、1つ1つのであいを大切にし、そこに意味を見いだしていく世界ではないだろうか。
いろんなことを蓮の花は教えてくれます。