天真寺通信

仏教壮年会

「お正信偈に聞く」第二回!

5月23日(土)午後3時から「お正信偈に聞く」第二回目の法座が行われました。
前回に引き続き、たくさんのご参加をいただき、ありがたいご法縁となりました♡
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法座のはじめには「お正信偈」をみんなでお勤めし、今回は「法蔵菩薩因位時~重誓名声聞十方」までのお話しでした。
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「お正信偈」はどのご文も大切ですが、今回読んだところは肝心要のなかの要!とも言えるかもしれません!(きっと後の部分でも又そう言うと思いますが・・・)
『仏説無量寿経』には、法蔵菩薩が発願(ほつがん)・修行されて、南無阿弥陀仏として成就された事が説かれています。
「昔々遠い昔に、錠光如来という仏様が出現されて、その後次々と五十三の仏様が現れます。その次五十四番目に世自在王仏という仏様がお出ましになり、お説法をされているのを一人の国王が聞いておられました。その国王は世自在王仏のお説法に大変感動され、国王という名誉も立場も捨てて自ら出家することを決意されます。その国王とは、阿弥陀仏が法蔵菩薩という名の位にあった時の方でした。
全ての生きとし生けるものを平等にさとりに至らしめたい。そう願われた法蔵菩薩は、世自在王仏に二百一十億の仏様の国土やそこにいる人々の善し悪しを説いてもらいます。それを法蔵菩薩はじっくりとご覧になって、どのような仏になればいいか、どんなお浄土を作ればよいか、そのお浄土に至るにはどのような方法がよいか・・と、五劫というとてつもなく長い時をかけて思惟され、良いものを選び取り悪いものを選び捨てていかれます。
そしてついに第十八願を根本の願とする四十八願をおたてになり、世自在王仏の前で誓い願われます。法蔵菩薩は四十八願をお誓いになったあと、「南無阿弥陀仏を全ての所全ての者に聞かせる、もし聞こえないところがあるようなら私はさとりを開かない」と、さらに重ねてお誓いくださいました。」
高倉健さんが座右の銘とされていたという「たとえもろもろの苦毒のうちに身をおく事になったとしても、わが行精進して忍び、決して後悔はしない」は、実は法蔵菩薩様が世自在王仏に自身の決意を語られるお言葉だった事。又、誓願をおたてになった法蔵菩薩はその後兆載永劫という、またとてつもない時間をかけてご修行くださり成就された事。第十八願の根本の願には「全ての者を信じさせ念仏させて仏にする事ができなかったら私はさとりを開かない」とお誓いくださっている事なども交えながらのお話しでした。
 
途中で何回か質問タイムをとって、いろんなご質問をいただきます(*´▽`*)
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「お釈迦様は、この中でどの位置にいらっしゃるの?」
わーすみません、私の説明不足です(^▽^;)
『仏説無量寿経』はお釈迦様が説かれているお経です!お釈迦様は又後で「お正信偈」に登場するので、その時にお話しするつもりでおりました・・・ごめんなさい!
「聞いてもなかなかスーッと入ってきません・・よく理解できません・・」
ほんと、そうですよね・・・(^▽^;)・・・よく考えれば仏様の言葉ですもんね、私達の日常とはかけ離れたお話しです・・・でも、仏様は理解しなさいとは仰っていないのかもしれません・・・ただ、「聞いておきなさい、聞いておくれ、あなたを救う仏がここにいるよ」と、聞かせてくださっているのですね(´▽`)
貴重なご意見・ご質問が又ありがたいです。違う方向から色々と気づかせていただきました<(_ _)>
みんなで聞いていける法座が勤まり、本当にありがとうございました♡
 
「お正信偈に聞く」は毎月第4土曜日、午後3時から
申し込み・参加費不要です!ぜひご一緒にお聴聞させていただきませんか?お正信偈を学べば学ぶほど、仏様のお慈悲をいっぱい聞かせていただけます♡
たくさんのご参加お待ちしておりまーす!
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(果)

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