天真寺通信

みんなの日曜礼拝

【日曜礼拝】千年の闇室

毎週日曜日朝7時~「みんなの日曜礼拝」が開催されます。今週の担当は山口僧侶です。
山口
本日のおつとめは曇鸞大師を讃える曇鸞讃です。
その中から、
無碍光如来の名号と かの光明智相とは
無明長夜の闇を破し 衆生の志願をみてたまふ
からお話しをくださいました。
『往生論註』には、「たとへば千歳の闇室に、光もししばらく至れば、すなはち明朗なるがごとし。闇、あに室にあること千歳にして去らじといふことを得んや。」と示されます。たとえば千年もの間、一度も光の入ったことのない闇に閉ざされた部屋があったとします。この部屋に少しでも光が入れば、たちまちに闇は破られ明るくなります。千年もの間、闇に閉ざされていたからといって、その暗闇が光を遮ることはありません。同じように、迷いの闇は真実の光によって、たちまちに破られるのです。闇は光に照らされて、そこが闇であったと知ることができます。そして、以前には見えなかったことが見えてきます。というお話しです。
終了後の茶話会では、門信徒Kさんが、先日の報恩講にて開催されて「がんばっぺ福島市場」にて販売されていた黒豆を煮込んで黒豆をお振る舞いくださいました。
黒豆
美味でした!!!
山口僧侶、有り難うございました。また、朝早くからご参詣いただき、感謝申し上げます!!!
【みんなの日曜礼拝とは】
天真寺本堂では、毎週日曜日朝7時から日曜礼拝がつとめられます。
天真寺住職をはじめ衆徒が輪番制にてお勤めをしております。
毎月第1週の日曜日は、僧籍をお持ちの方、仏道を志している方(例えば、中央仏教学院通信講座を卒業。または、通学している)、天真寺門信徒の方に調声をしていただく参加型の「みんなの日曜礼拝」です。

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