天真寺通信

みんなの日曜礼拝

【日曜礼拝】源信和尚をお讃えします!!!

朝晩は寒くなってきました、今朝も寒かったですが、朝早くからご参拝いただきました「みんなの日曜礼拝」です。
本日の担当は龍哉です。ご和讃は、善導大師様から源信和尚をお讃えいたしました。法話は、昨日ご縁を頂いた広尾にあるお寺さんのお話。恵比寿・広尾の辺りは、THE TOKYOといわんばかりに、オシャレ&多国籍なお店&がたち並びます。ランチに頂いたお弁当は、メニューがカタカナばかりでわからずに、店員さんに聞いてしまいました。カリフォルニアの料理だそうです。
広尾
そして、源信和尚のお母上のお話しです。
源信和尚は大変聡明でした。なんと、15才の時に、村上天皇の前にて『称讃浄土経』を講じことになりました。 素晴らしき名誉なことであります、そのお話しに天皇や側近達は感動をして、あまたの褒美の品と「僧都」という名誉な位が授けられました。この喜びを離れて住んでいる奈良県当麻にて暮らしている母上に伝えようと、褒美の品を贈り、名誉な位を頂いたことをお伝えしました。
その時の母上からの返事の和歌です。
後の世を渡す橋とぞ思ひしに 世渡る僧となるぞ悲しき まことの求道者となり給へ
「あなたには、迷える人々を仏の世界へ導く橋になるような僧侶になってもらいたい。それなのに、出世を喜ぶとは情けない。世渡り上手なお坊さんになってしまったか・・・多くの人々に真実の教えを伝えるまことのお坊さんになってほしい」とのお手紙がありました。母上のお心を受けた源信和尚は、比叡山の横川の恵心院にて、念仏三昧を送りました。源信和尚が自らのことを「予がごとき頑魯のもの」をおっしゃられたお心をお聞かせ頂きました。

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