天真寺通信

永代合葬墓あんのん堂

今月のあんのん堂

昨日、熊本で大地震がありました。謹んでお見舞い申し上げます。
 
さて、4月9日土曜日、京都大谷本廟内の合同合葬墓「あんのん堂」にお参りに行きました。
桜の花が美しいです。
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今月の大賀蓮。
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まだのようですね。
 
・・・あれあれ?もしや・・・近づいてよく見ると・・・
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ヤッタ―!ニョキっと可愛い芽を出していました(^O^)/
境内のあちらこちらで花が咲きだしています。
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お墓の前にはペンペン草が・・
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お墓の前で草をむしり取る事に なんとなく躊躇してしまいます・・・。
「ばちが当たる」とかではなくて、春を待っていろんな環境が整ってやっと咲いたんだな・・など、お墓の前で「いのち」について立ち止まって考えさせられるのだと思うのです。そう思うと、お墓参りにはやはり重要な意味があるな・・と思いました(*^_^*)
 
 
さて、今月の法語は・・
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「陸路のあゆみ難けれど 船路の旅の易きかな」
浄土真宗の七高僧のおひとりである龍樹菩薩さまは、不退の位(菩薩の修行段階で決して後戻りしない位)に至るのに、二つの修行の道があるとお示しになりました。自分の力でさとりを目指す難行道と、阿弥陀様のお名前を称える易行道です。
難行道はまるで陸地を歩いてさとりに向かうようなもので、易行道は水路を船で渡るようなものだ、と仰います。
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「浄土真宗はお念仏するだけでいいから楽でよかったね」いやいやいや・・・”(-“”-)”
全ての生きとし生けるものを救うとお誓いくださった阿弥陀様は、修行もできない私のような者のために代わりにご修行くださって、その功徳をお念仏としてあたえてくださいました。そこには はかりしれないご苦労があったのです。
易行というのは阿弥陀様の知恵と慈悲の賜物ですm(__)m
 
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桜の幹には小さないのちが花を咲かせていました(*^▽^*) ナンマンダブナンマンダブ・・
(果)

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