先日、富山県にある黒部宇奈月温泉駅近くにある善巧寺の「お寺座ライブvol.10」に参加しました。
１５年前、京都にある読を研鑽する専門道場・勤式指導所にて共に学んだ友人が住職をつとめる善巧寺でのイベントです。お寺座ライブvol.1が開催された時に参加して、昨年より北陸新幹線が開通したので、雅楽＆お経隊として参加させて頂いております。
今年は、１０周年目ということで、お寺の本堂でのライブだけではなく、門前にて野外ライブが開催されました。アーティストの方々も二階堂和美さん&曽我部恵一さんなどと華麗なるメンバーです。こちらのお寺は、さまざまなイベントを開催しているだけではなく、子どもたちを対象とした雪ん子劇団にて演劇をしておりました。そのメンバーたちが成長して、お寺を支えていらっしゃいます。
そのライブの途中、仏様のお話をする法話の一コマがありました。
テーマは「信心」。信心と言えば、私が神様仏様を信じることを思い、一生懸命信仰している人を熱心な人だねと言います。しかし、親鸞聖人は、「信心」を「まことのこころ」とお読みになり、「私が仏様を信じることはできない」。「如来より賜る信心」とお示しくださいました。その私のいのちに至り届き、南無阿弥陀仏の声の仏様となってご一緒くださる仏様であります。ご法話も若者たちが熱心に聞き入っていました。
東京と金沢間の新幹線が開通しましたので、便利になりましたけど、日帰りでの旅でしたので悲しかったです