• 2016/07/26
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ご法事の質問「巧言令色は仁が少ない」

仏教伝道協会様から新著『さとりの知恵を読む』を送って頂きました。その日、ご法事が終わると、参詣者の方から「学生時代に教えてもらったのですが『こうげんれいしょくはじんが少なし』という言葉はどういう意味ですか?」というご質問を頂戴しました。そして私は???、「どういう意味ですからね調べてみますね」と返答しました。
そして、ご送付頂いた『さとりの知恵を読む』を読むと、パーリ法句経の「ことばだけ美しくて、実行の伴わないのは、色あって香りのない花のようなものである。」というお言葉の解説に「論語」にある「巧言令色は仁が少ない」が用いられていて、驚愕しました。「口にきれいごとをならべる人は、人間の根本である思い遣りの心(仁)が薄くなりがちである」という意味であります。
仏教の五戒の中には、「不殺生(生き物の命を奪わない)」「不偸盗(盗みをしない)」「不邪婬戒(妻や夫以外の異性と性的関係をもたない、性行為におぼれない)」「不飲酒(酒を飲まない)」そして、「不妄語戒(嘘をつかない)」とあります。また、十悪として身口意の三業による悪業が「殺生」「偸盗」「邪淫」「妄語」「綺語」「悪口」「両舌」「貪欲」「瞋恚」「邪見」とあります。その中、身業による悪は3つ、意業による悪は3つですが、口業による悪が、「妄語」(嘘をつく)「綺語」(きれいごとを言う)「悪口」(悪口を言う)「両舌」(二枚舌)と四つもあります。人間の内面にある心から外に放たれる口業による行い・言葉が、相手を傷つけ、自分を傷つける危険があることを教えられます。「相手に対する思い遣りが大切ですよ」というお言葉です。不思議なご縁だなぁと思いました。
友人である仏教伝道協会の職員であります増田さんがプロデュースするのが「お題法話」です。参加者の皆様からキーワードを頂き、その言葉を通して法話をする、即興法話です。日常の中の出来事を仏法という仏さまのフィルターを通してみると、違って見えてきます。例えば、ポケモンGO!というフィルーターを通して、街中を見渡してみると、通りすがりにあった石碑の意味合いなど、気付かなかった世界が見えてきます。どんなフィルーターを通して、周りの世界をながめるのか、フィルーターによって全く違った世界が展開されます。そんな気付きを頂く場所、仏さまに照らされている今であるということを、今イベントを通して、伝えることができたら嬉しいなぁと思います(*^o^*)チケットは、若干枚あるようです。
【イベント開催概要】
イベント:お題落語Part.2
日時:7月30日(土) 18:00~(17:30受付開始)
会場:五百羅漢寺 ―地図( http://www.rakan.or.jp/map.html
定員:30名まで(先着順。定員に達しましたらお断りする場合がございます)。
参加費:1000円(現地支払い)
登壇者:
佐山拓郎師(浄土宗単立・五百羅漢寺住職)
野村圭秀師(曹洞宗・寶蔵寺住職)
西原龍哉(浄土真宗・天真寺衆徒)

※お申し込みは以下よりお願い致します。
http://tokyotrad.com/idobata/events/odai2
お坊さんの法話は落語のルーツと言われます。その落語には、お客さんからお題を3ついただき、そのワードを用いて即興で噺をするという「お題落語」というものがあります。ならば法話でも同じことをやってみようというのがこれです。
ただし、落語と同じでは難しいので、独自ルールがあります。
みなさんは、・みなさんの故郷、または現在お住まいの地域に関することをお題とすること
お坊さんは、・お題は必ず1つは使うこと(3つでもいいし、全部使ってもいい)
お題の内容をお坊さんが知らない場合は、そこでお坊さんがその語の意味をみなさんに聞きながら考えていきます。 ここでお坊さんと濃いコミュニケーションが取れます(気軽にお題についてお坊さんと話をしてください)。 話す側にも聞く側にもいい意味での緊張感があり、全員がプレイヤーとして楽しみながら仏教の研鑽に繋がると考えています。 
◆前回の様子
http://tokyotrad.com/idobata/gallery-terakoya-2016222
※お申し込みは以下よりお願い致します。
http://tokyotrad.com/idobata/events/odai2