• 2016/08/04
  • 天真寺キッズクラブ
落語は業の肯定

築地本願寺
築地本願寺にて開催された「夏のお寺子ども合宿」のお手伝いに行ってきました。この合宿は、東日本大震災以降に始まり、福島の子ども達に参加して頂いており、今年は、熊本県の子ども達も6名参加下さいました。今年はコカコーラ工場見学、そして最終日は柳家小太郎さんによる落語&落語をやってみよう!コーナーがありました。さすが落語家さん!!!落語は、もともとお坊さんが、仏法を伝えるための説法がオモシロいと話題になり、そこから楽しさ・おもしろさを抜き出したが落語ですよ。落語はばかばかしいお話ですよ(*^o^*)とお話しされながら、みんな小太郎さんワールドに引き込まれていました。お話しは「初天神」。子どもがお父さんに天神様のお祭りに連れて行ってよ」というシーンからはじまり、紆余曲折があり、サゲは、「お父さんを、やっぱり連れて来なければよかった」というストーリーです。よく見られる子どもの日常の話題を笑いに昇華します。
昨日、子ども合宿中、携帯電話IPHONEが壊れたので、修理電話ショップへ。すると、隣にいらっしゃる60代男性の行動に、携帯ショップの店員さんが苦笑いしております。その方は、IPhoneを購入したが、初期設定を店員さんや後輩達がやったので使い方が全くわからない。IPhoneのロック解除の仕方がわからない(´・ω・`)「なにがわからないかわからない」からお願いしますというご相談です。そこで、IPHONEサポートセンターと電話をするように促されますが、先方の電話の内容も全くわからないというので店員さんが登場して格闘中。お客様は、電話口から「焼き肉定食」「鯖の味噌煮」というパスワードを解析するワードが出てきます。ちょい悪親父風な男性、最後は「コロッケ定食」にて一段落と相成りました。話を聞きながら、コロッケ定食が好きなんだと微笑。携帯電話の店員さんからは大変なお客様だろうと映って見えたかもしれませんが、面白い話題はないかなと落語風にみれば、全く違って世界に見えてくるなぁとお話を聞いておりました。そして、私のiPhoneの故障原因は、「携帯電話がフリーズしてしまう」という症状でしたが、携帯ショップに行くとうまく作動する。「故障している状態をみないことには」といわれ追い返され、数時間後、やはり携帯電話画面がフリーズしてしまいます。急いで走って走って走って、再び携帯電話が戻らないように携帯電話ショップへ。結果的には、「携帯のタッチパネルが故障しています」ということで修理にお願いしました。やれやれ一段落です。むかっとしてしまうこともありますが、見方を変えれば全く違った世界が見えてきます。立川談志さん曰く「落語は業の肯定だ」というお言葉のように、落語は、思い通りにならない人生の怒り、悲しみ、ふがいなさを笑いで語り、仏教では、人生の思い道理にならない様・不如意を「人生は苦なり」と語り、仏様に出遇わせていただくご縁であると受け止めていきます。
それぞれの人生の日常の毎日を豊かにする智慧が詰まっています(*^o^*)