天真寺通信

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白虎隊の青年たちのまなざし

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今年最後の東北常例線がスタートしました。なかなかお寺を開けることができないので、常例線に出ることができませんが、今回は4ヶ寺を5日間かけて回る法話の旅です。常例線の醍醐味は、全国各地のお寺に参拝でき、お同行さんと出会えること。そして、近くの観光名所に行けることです。昨日は福島県喜多方市のお寺さんのご縁でしたので、会津大仏や白虎隊が最後に自刀された飯盛山に登り、最後には、喜多方ラーメンでしめました。
写真は、10代の青年たちがわれらが鶴ヶ城を眺めている白虎隊の姿です。この後、鶴ヶ城から煙が出ている相手方に占拠された、相手方に捕まるのは主君に申し訳ないと自刀をした白虎隊の少年たちです。
先日の元国立天文台長の先生のお話から「実は私のいのちは、宇宙の星が爆発を繰り返した136億年の宇宙の歴史の上、宇宙の塵が集まってこの世に誕生したいのち、私の年齢は136億39才です。」と伺いましたが、と共に、さまざまな平和な社会を築くために、悲しくも生命をたって行かれた犠牲の上に存在する尊い命なのだなぁと実感します。
白虎隊の青年たちの視線の先には、鶴ヶ城そして、平和な社会が見えているのかもしれません。
 

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