天真寺通信

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昭和55年伝灯奉告法要の写真

伝灯奉告法要
今年も残すところ、あと一日。お寺では、大掃除、新年の元旦会に向けての準備中。昔の資料を整理していると、昔の写真が出てきます。この写真は、昭和55年4月11日伝灯奉告法要記念参拝にて、親鸞聖人ご誕生の地・日野誕生院を参拝した時の写真。天真寺初代住職・西原正念が正面に座って写っている一枚。
天真寺は、都市開教寺院といい、新しく建立された寺院です。と言いましても、新寺建立以来50年近く過ぎましたが。祖父・西原正念は、昭和30年代、島根県から東京へ上京。新しく寺院を建立するため、知り合いもいなかったので、千葉の地に一寺を建立するまでは苦労が絶えなかった。田舎のお寺・貧乏寺・淨圓寺は、本山への賦課金も滞納していたそうなので。そんな祖父が、伝灯奉告法要に参拝できると言うことは、都市開教として、新寺を建立して、少し余裕が出てきた頃なのかなぁと想像していると、なかなか整理が進みません。思えば、この写真から35年近くが経過して、2016年2017年伝灯奉告法要が厳修されております。今では、簡単に京都まで行くことができるようになりましたが、そこには計り知れないご苦労があったんだなぁと。不思議なご縁の一枚の写真です。

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