天真寺通信

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諸行無常

天ちゃん
新年を迎え半月が過ぎましたが、諸行無常を観じる日々であります。
今日は、朝7時から御門徒様のお葬儀。昨年、ご主人様の七回忌法要をお勤めをした時、山口県周防大島ご出身と言うことで、同じく周防大島在住の白鳥先生のご法話から「大悲無倦常照我」のお言葉やジャムのお話をしておりました。すると、この度は、突然のお別れ、浄土往生、厳しいご催促であります。昨年末、50才の友人が心筋梗塞にて突然死を報を受けていましたので、なんとも言えない心境であります。
諸行無常の現実を観じるからこそ、蓮如上人は、「たのむ一念のところ肝要なり」とお示しになりました。「親鸞聖人のみ教えにおいては、弥陀におまかせする信心がもっとも大切であります。」と、何度も何度もお話になりました。臨終往生ではなく、平生業成のみ教えにであえて有り難いです。
■蓮如上人御一代記聞書188条
聖人(親鸞)の御流はたのむ一念のところ肝要なり。ゆゑに、たのむといふことをば代々あそばしおかれ候へども、くはしくなにとたのめといふことをしらざりき。しかれば、前々住上人の御代に、御文を御作り候ひて、「雑行をすてて、後生たすけたまへと一心に弥陀をたのめ」と、あきらかにしらせられ候ふ。しかれば、御再興の上人にてましますものなり。

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