天真寺通信

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葬儀での出来事

農園
ゴールデンウィークが終わり、本日からお仕事が再開される人も多いと思います。お寺では、法務&会議が重なり、さまざまなご縁を紡いでおります。
先日、ご門徒様が往生なされ、ある東京の葬儀会場へ。一時間前に到着したが、まだ祭壇の準備もされておられず、施主様に事情を聞くと、葬儀社からは葬儀開始15分前集合と言われているとのこと。大丈夫だろうかと思っていると、15分前に葬儀社が到着して、葬儀の祭壇の準備を始め、その後、お葬儀をお勤めさせて頂きました。最後のお別れ・お花入れの時、故人様とのお別れを偲んで沈黙になっていると、葬儀社の方がお話を始めました。
一般的には戒名とよばれているが、浄土真宗では法名と呼び、阿弥陀様の仏弟子になることを意味する。そして、沈黙となっていると、
また葬儀社の方が、今度は花瓶について、西本願寺の花瓶は菊模様ですが、東本願寺は鶴亀なんです。東西本願寺は違いはそんなにないのです。そして、沈黙。
そして、右手が仏さま、左手が私達、手を合わせることは大切なんです。
と、お別れの沈黙の大切な時間であるのに、次から次へと聞いてきた知識を披露します。
現在、関東エリアには、さまざまな葬儀社が乱立しているが、儀式進行もさることながら、施主様のお心に寄り添うお別れの時間を大切にしてもらいたいなぁと思ったことです。
そんな折、天真寺ファームにいくと、健康野菜「わさびな」は、一ヶ月以上食卓を楽しませてくれましたが、たくさんの花が咲いていました。いのちの力強さ、美しさを感じて、ホッと一息のゴールデンウィークであります。

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