天真寺通信

島根浄圓寺

明日、島根浄圓寺にて報恩講が厳修されます

浄圓寺
明日、天真寺のふるさとのお寺・島根県にある浄圓寺にて、1年一度つとまる報恩講法要が厳修されます。浄圓寺は、50年以上にわたって、無住職の寺院であり、先日は、浄圓寺の世話をして下さっている方から「庫裏の屋根が破れて雨漏りがひどい」という連絡を頂きました。
浄圓寺のある島根県邑智郡志君の部落は限界集落となっております。平均年齢70歳くらい、人口も10人前後です。そこで、浄圓寺を護ってくださっている地元の方々がいらっしゃいます。その様子を、一昨年「寺を護る_淨圓寺開基300年法要(島根県邑智郡美郷町志君)」というビデオとして制作しました。そこから、諸行無常の現実を知らされ、ある御門徒さんは、「コミュニティーの形態は変わり学校や公民館になっているが、そこで教えるのは違う教育であって、生きることの教育が地域にとって大切だと思う。寺が出来た背景を学び、生かさせてもらっていることを学ぶ。人口が少なくなっても頼れる場所が必要」というお言葉が胸に突き刺さります。


お寺を護るということの大切さと、現実の状況の狭間になっています。
ちなみに、浄圓寺外観
島根浄圓寺
浄圓寺の人々
浄圓寺
■浄圓寺住所
島根県邑智郡美郷町志君149
JR三江線 石見簗瀬駅から2.7km
お近くの方は、ぜひご参拝ください。

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