天真寺通信

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諸行無常

築地本願寺
今日は、お世話になっている方のお葬儀に参列しました。朝一番、神奈川県南大沢のお葬儀に参列して、その後、神奈川県川崎市に移動して、大先輩の僧侶の先生のお葬儀に参列いたしました。
無常の風が吹き荒れます。
まさに、
朝には紅顔ありて夕べには白骨となる
我が身の現実を知らされます。
その後、築地本願寺常例法話にて、佐々木大観師の法話を御聴聞しました。
当たり前の世界には頭が下がらない、おかげさまの世界にて頭が下がっていく。
生きていくと言うことは、人生の苦難を乗り越えていくしかない。
支えとなるのが、
友達、親、先生、一番宛て頼りになるのが仏様。
阿弥陀様は、6字のみ名となってくださり、その働きを船に喩えられました。
船の役割とは何ですか?
①こっちから向こうへわたす。むこうからこっちへ。
②沈む物を浮かすハタラキ
というように、阿弥陀様の船は、
地獄行きの我が身を乗せたら、浄土へと抱き取ってくださる。
そのハタラキを
生死の苦界ほとりなし。久しく沈めるわれらをば
弥陀弘誓のふねのみぞ のせてかならずわたしける
と親鸞聖人は喜ばれました。

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