天真寺通信

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親鸞聖人の名前「松若丸」

若松丸
只今、長野県常例線にて、長野県の寺院の法話をしてまわっております。長野別院の門前にある寺院に親鸞聖人の幼少期「松若丸」の銅像が立っております。長野県は松が多いですね、善光寺さんにある親鸞聖人像にも松を掲げております。
親鸞聖人のお名のり(以前、法話で頂戴した資料より)
・松若丸【承安3年】
誕生
・範宴【養和元年】9歳
慈円僧正のもと青蓮院にて出家得度
・綽空【建仁元年】29歳
黒谷門下に入り法然上人の弟子となる
・善信房綽空 32歳
しかるに愚禿釈の鸞、建仁辛の酉の暦、雑行を棄てて本願に帰す。元久乙の丑の歳、恩恕を蒙りて『選択』を書しき。同じき年の初夏中旬第四日に、「選択本願念仏集」の内題の字、ならびに「南無阿弥陀仏 往生之業 念仏為本」と、「釈の綽空」の字と、空(源空)の真筆をもって、これを書かしめたまいき。同じき日、空の真影申し預かりて、図画し奉る。同じき二年閏七月下旬第九日、真影の銘に、真筆をもって「南無阿弥陀仏」と「若我成仏十方衆生 称我名号下至十声 若不生者不取正覚 彼仏今現在成仏 当知本誓重願不虚 衆生称念必得往生」の真文とを書かしめたまう。また夢の告に依って、綽空の字を改めて、同じき日、御筆をもって名の字を書かしめたまい畢りぬ。本師聖人、今年は七旬三の御歳なり。
・善信房親鸞
しかるに聖徳太子の告命に依りて改めて善信とのたまう。 厳師諾あり。 これを仮号と為 て後に実名を称す。 その実名とは今載する所の是れなり。
・愚禿釈親鸞
親鸞、僧儀を改めて、俗名を賜ふ。よつて僧にあらず俗に あらず、しかるあひだ、禿の字をもつて姓となして、奏聞を 経られをはんぬ。かの御申し状、いまに外記庁が納まると 云々。流罪以後、愚禿親鸞と書かしめたまふなり。
・愚禿善信 85歳
『正像末和讃』冒頭
・愚禿親鸞 85歳
唯信抄文意・一念多念文意 88歳 弥陀如来名号徳

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