• 2018/08/09
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虹からみえてくるLGBTQ(多様性・共存)

台風一過でしょうか、ゆったりとした天気の一日であります。これから被害が想定される地域の方々はお気をつけください。

台風直撃の二日間、二日連続で虹を見ることができました。

虹レインボー

虹レインボー

虹を撮影しているグループがいらっしゃったので、シャッターをきるお手伝いをしたら、その直後には虹は消えていました。虹を見ることができる時間は一瞬なんですね。

Wikipedia先生に『虹』について調べてみると、
虹はさまざまな色を含むが、そのすべてが太陽の白色光から分かれたものであり、各色の間に明確な境界を引くこともできない。この性質から、虹色の旗は「多様性」「共存」の象徴として用いられている。セクシュアリティの多様性と共存という意味合いからLGBTの象徴としても用いられる(平和の旗、レインボーフラッグ[6])。同じ理由から、直接民主主義の実現を目指すハンガリーのインターネット民主党も虹をそのシンボルに採用している。
 スポーツの世界では、世界選手権自転車競技大会の優勝者だけが着ることを許される、マイヨ・アルカンシエル(英語では「レインボージャージ」とも)にもあしらわれている。優勝者は生涯、ユニフォーム等の一部に虹色のデザインをあしらうことも認められる。
 キリスト教においては虹は「神との契約」「約束の徴」を意味する(創世記9-16)。

上記のように、「虹色の旗は「多様性」「共存」の象徴として用いられている。」というように、新宿二丁目のお祭りはレインボーまつりと呼ばれております。現在、国会議員による「LGBTには生産性がない」という発言により、「人間存在そのもの」「正しさとは」「役に立つ人って」という問いが投げかけれております。以前、養老孟司先生が相模原事件について「意味のあるものだけに取り囲まれていると、いつの間にか、意味のないものの存在が許せなくなってくる。」と論考されていらっしゃいました。意味のあるものとは、人数が多いということではなく、だれも代わることができないかけがえのないいのちを生きていること。そのいのちへのまなざしが見失われ、いのちの尊厳を軽視する結果になっているのではないかと想像します。

龍谷大学から「大学生のためのLGBTQサバイバルブックvol.1 先輩たちのライフストーリーズ」という冊子が発刊され、希望者には無料で郵送いただけます。
※LGBTQとは-セクシュアルマイノリティ(性的少数者)を、L(レズビアン)、G(ゲイ)、B(バイセクシュアル)、T(トランスジェンダー)の4種類に分けたときにどこにも当てはまらない人や、自分の性のあり方をはっきり決められない、決めたくない、わからない人などを意味するQ(クエスチョング、クィア)を加えた、性の多様性をあらわす総称の一つ。
https://www.ryukoku.ac.jp/nc/news/entry-2229.html

また、浄土宗総合研究所より総研叢書第10集「それぞれのかがやき:LGBTを知る―極楽の蓮と六色の虹―(平成30年3月発行)」が発刊されました。こちらは、インタネットにてデータダウンロードをできます。
http://jsri.jodo.or.jp/archive/souken.html

最後に、龍谷大学教職員有志により「杉田水脈衆議院議員のLGBTQに対する不当な差別発言に抗議するアピール」が提出されました。

自民党の杉田水脈衆議院議員がある雑誌で、「『LGBT』支援の度が過ぎる」と題して、次のような主張をしました。
「例えば、子育て支援や子供ができないカップルへの不妊治療に税金を使うというのであれば、少子化対策のためにお金を使うという大義名分があります。しかし、LGBTのカップルのために税金を使うことに賛同が得られるものでしょうか。彼ら彼女らは子供を作らない、つまり『生産性』がないのです。そこに税金を投入することが果たしていいのかどうか。にもかかわらず、行政がLGBTに関する条例や要綱を発表するたびにもてはやすマスコミがいるから、政治家が人気とり政策になると勘違いしてしまうのです。」

私たちは、LGBTQなど性自認や性的指向に基づく誹謗中傷や、これら性のあり方の多様性にかかわりなく平等に権利を享受することを否定する杉田議員の主張に強く抗議します。
詳しくはこちらをご覧ください
https://www.ryukoku.ac.jp/shukyo/news/detail.php?id=9919

虹を見ていると、全員が心を惹かれ、それぞれの色が輝きをもっているように、私たち一人一人の存在を大切にすることができる、いのちの尊厳へのまなざしを曇らせないようにしたいと思いました。。。