天真寺通信

永代合葬墓あんのん堂

今月のあんのん堂

本日、京都大谷本廟内にある永代合葬墓あんのん堂にお参りしてきました。
新型コロナウイルスに伴う規制や要請が次々と解除されて、少しづつ街が動き出したように思います。京都市内の道路は以前のように混雑し、大谷本廟の駐車場も大渋滞でした。
 
大谷本廟も段階的に再開されています。
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北門も開閉されるようになりました(^_^)v
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今月の大賀蓮
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よく見ると
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葉っぱの陰にも
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透き通るような美しさに見とれます。
 
 
今月の掲示板
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「紫陽花や 昨日の誠 今日の嘘」(正岡子規)
正岡子規の子規という雅号はホトトギスの異称だそうです。正岡子規は結核を患い、喀血した自分自身を血を吐くまで鳴くといわれるホトトギスに喩えられたとの事。
色が移りゆく紫陽花に諸行無常を感じておられたのか、他人の移りゆく心をみられたのか、それとも自分自身の心を見つめられたのでしょうか・・・。その全てかもしれません。
 
親鸞聖人のお言葉が沁みます。
「煩悩具足の凡夫、火宅無常の世界は、よろづのこと、みなもつてそらごとたはごと、まことあることなきに、ただ念仏のみぞまことにておはします」『歎異抄』
私もこの世も、すべてはむなしくいつわりで、 真実といえるものは何一つない・・・。いや、そんな事はない、私にも少しは真実のかけらはある!・・・そうやってジタバタしていても、仏法を聞けば聞くほど私には事実はあっても真実のかけらもない事にうなずかされていくのでした。それだけで終わっては本当に空しいだけですが、そこにはすでに阿弥陀様の救いが届いていました。まことが知らされるという事は、人生の基軸が知らされるという事でもあります。m(__)m
ナンマンダブナンマンダブ・・・
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(果)
 

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