天真寺通信

未分類

帝釈天様

今日は寒い一日ですね。
先日、東京国立博物館 平成館にて開催されている特別展「国宝 東寺-空海と仏像曼荼羅」(2019/3/26~6/2)を見に行ってまいりました。
東寺は、平安京の遷都に伴い、東寺(教王護国寺)は、王城鎮護の官寺として西寺とともに建立されました。嵯峨天皇が、823年弘法大師空海に東寺を下賜し、真言密教の根本道場となりました。嵯峨天皇と空海さんは仲が良かったそうであります。
空海さんもさることながら、嵯峨天皇もすごいのです。嵯峨天皇が皇女達に「○○子」と名前をつけて、それが他の貴族にも浸透していった。「○○子」とつける女性の名前が増えていったそうです。また、記録に残る日本ではじめてのお花見は、嵯峨天皇が開催されたようです。『日本後記』には、812年京都神泉苑にて「花宴の節」を催した、とあります。当時の花見といえば、元号の令和の原意から言われるように、梅を鑑賞することでしたが、嵯峨天皇は桜を大変に気に入り、梅を見ることから桜を見ながら「歌を詠む会」を催し、そ現在の花見の原型となりました、などなど・・・
この度は、帝釈天様の写真撮影OKです。
帝釈天
帝釈天
帝釈天
歴史を感じることができる東寺の特別展が開催中です。
◆特別展「国宝 東寺-空海と仏像曼荼羅」HP
https://toji2019.jp/
◆特別展「国宝 東寺-空海と仏像曼荼羅」 twitter
https://twitter.com/toji2019

カテゴリ

アーカイブ

天真寺日記