天真寺通信
盆踊りの由来

こちらは、築地本願寺盆踊りの写真です。
本日、築地本願寺の朝のお参りにて、先生が、盆踊りの起源の諸説のある中、一遍上人の念仏踊りについてお話し下さいました。
盆踊りの起源
一遍聖人が、念仏をひろめるために念仏を称え、踊り念仏に発展していった。文字の読めない方がたくさんいらっしゃる時代、身振り手振りで身体で記憶し、今日まで弘まっていったというお話でありました。
CHATGPT先生にも尋ねてみました!!!
盆踊りの起源 CHATG先生
盆踊り(ぼんおどり)の起源は、日本の仏教行事「盂蘭盆会(うらぼんえ)」にさかのぼります。これは祖先や亡くなった人々の霊を慰めるための行事で、平安時代ごろから広まりました。以下に詳しく説明します。
1. 盂蘭盆会と目連尊者の物語
- 盆踊りの元になった「盂蘭盆会」は、仏教の経典『盂蘭盆経(うらぼんきょう)』に基づきます。
- 釈迦の弟子である**目連尊者(もくれんそんじゃ)**が餓鬼道に堕ちた母を救うため、釈迦の教えに従って多くの僧に施しをしたところ、母が救われました。
- 母が救われた喜びのあまり、目連尊者が踊ったとされるのが「踊り」の由来のひとつです。
2. 日本への伝来と変化
- 仏教が日本に伝わった奈良・平安時代には、盂蘭盆会が貴族・寺院中心の行事として行われていました。
- 鎌倉時代〜室町時代にかけて、民衆の間にも広がり、精霊を迎えて供養する行事として定着します。
- この頃、念仏を唱えながら踊る念仏踊りや、神楽・風流踊りなどの民俗芸能と融合し、現在の盆踊りの形に近づきました。
3. 民衆の娯楽としての発展
- 江戸時代になると、盆踊りは供養の意味だけでなく、村人同士の交流・娯楽としても盛んに行われるようになりました。
- 夜通し踊る中で、若者たちの出会いの場にもなり、地域ごとに独自の歌や踊りが生まれます。
4. 現在の盆踊り
- 祖霊供養の意味を持ちながらも、地域の伝統文化・お祭りとして発展。
- 地方によって踊りや音楽が大きく異なり、例えば**郡上踊り(岐阜)や阿波踊り(徳島)**などは全国的に有名です。
まとめ
- 起源:仏教の盂蘭盆会(目連尊者の母親救済の物語)
- 発展:念仏踊りや民俗芸能と融合して日本各地に広がる
- 意味:祖先供養+地域の交流・娯楽
💡 実は、盆踊りの「踊り」部分には霊を迎え、また送り出す動作の意味もあるとされます。宗教的な儀礼と、村の社交・祭りが合わさった独特の文化なんですね。
さまざまな歴史を通して、盆踊りが伝わってきているのですね。
改めて、先人達のことを思いながら、盆踊りに参加してみたいと思った、今日この頃です。
ちなみに、昨日から築地本願寺にて盆踊りが開催中です。
2025年築地本願寺盆踊りby築地本願寺HP
https://tsukijihongwanji.jp/news/10279
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