天真寺通信
長野善光寺にあります親鸞聖人像が、本堂手前に移設され、2025年9月10日「顕彰式」が営まれました。 親鸞聖人は、鎌倉時代、100日間善光寺に滞在されました。
親鸞聖人像は1937年に設置され、戦争の時には供給された歴史もあり、現在の像が三代目です。


善光寺本堂近く移設された親鸞聖人
右手に松を持っている理由
1. 松の常緑 ― 不変の信心の象徴
松は一年中緑を保つ常緑樹であり、古来より「常盤木(ときわぎ)」として不変・永続の象徴とされてきました。親鸞聖人が松を持つ姿は、阿弥陀如来の本願を信じて疑わない不変の信心をあらわすものと解釈されています。つまり、時代や状況が移り変わっても変わらぬ「念仏の道」を象徴するものです。
2. 松=待つ → 弥陀の迎えを待つ
一部の民間信仰や縁起解釈では、「松=待つ」とも掛けられます。
「阿弥陀仏の来迎を待つ」心を、松を手にする姿で示すと考えられてきました。
浄土教的な感覚からすれば、聖人が自らを阿弥陀仏の救いにゆだね、「その来迎を待つ」姿勢を象徴するといえます。
善光寺親鸞聖人像について
【「信濃親鸞聖人も参拝された信州の古刹」真宗教団連合】 https://www.shin.gr.jp/shinran/site/s_020.html
【「親鸞聖人お花松・爪彫阿弥陀如来」信州長野善光寺参り】
https://zenkozi.com/highlight/shinran.html
親鸞聖人像は、戦時中に供給された歴史があります。本日、東京・国立千鳥ヶ淵戦没者墓苑において、戦後80年を迎える本年、ご門主様ご親修のもと「全戦没者追悼法要」を勤修されます。

タイムスケジュール(本願寺HPより)
日時:2025(令和7)年9月18日(木) 12:45~14:15【11:30開場】
場所:国立千鳥ヶ淵戦没者墓苑<東京都千代田区三番町2>
12:45 宗門関係学校生徒作文表彰式・朗読
13:05 仏教讃歌斉唱・献華
13:20 平和の鐘
13:25 平和を願うメッセージ
13:30 千鳥ヶ淵全戦没者追悼法要
ご門主様ご親修
正信念仏偈(庭儀・音楽依用)
インターネット中継
ぜひ、ご参拝下さい。
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