天真寺通信

永代合葬墓あんのん堂

今月のあんのん堂

毎月第2土曜日午前10時より、京都大谷本廟内の「永代合葬墓あんのん堂」にて合同参拝が勤まります。
今年は全国的に暖冬といわれ、京都の朝も手のかじかむ程ではないな、と思っていましたが、先日北海道からお越しの知人に
「京都の朝は北海道より寒い!」と言われました(*^_^*)
今月の大賀連。
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外からはわかりませんが、きっと池の中ではいのちをつなぐ営みが行われているんでしょうね(^◇^)
池のそばにはドウダンツツジが植えられてます。先っちょについている芽がマッチ棒のようでかわいいですね。
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今月の法語は・・
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今年の法語は1973年に真宗教団連合が制定した「和訳正信偈」からの言葉です。
そのなか1月のことばが、
「十二のひかり 放ちては あまたの国を 照します」
阿弥陀様のおはたらきが十二の光で示されて、そのご威徳を讃嘆されています。
 
阿弥陀様は
量る事のできない光で限りない(無量光)
どこまでも極限のない光(無辺光)
何ものにもさえぎられることのない光(無礙光)
対比しうるものがなく(無対光)
最高の輝きで(光炎王)
欲望・むさぼりの心を除き(清浄光)
よろこびを与え(歓喜光)
まどい・愚かさを除き智慧を与える(智慧光)
たえる事なく照らし続け(不断光)
私たちが思いはかる事の出来ない光(難思光)
説きつくすことが出来ないほどのお徳で私たちの言葉も及ばない光(無称光)
太陽や月などの光の及ばないところも照らし出し、世間の光を超えすぐれた光(超日月光)
の仏様です。
 
大谷本廟境内には戦没者記念堂が建てられています。
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この建物は六角形になっていて、親鸞聖人が百日間参籠された六角堂にちなんでいるのでしょう。
 
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ご本山では御正忌報恩講が始まり、こちらもきれいにお荘厳されていました。
建物の裏に回ってみると
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猫の足跡が(^◇^)
 
全ての生きとし生けるものに光を照らし続ける阿弥陀様。
何があっても見捨てない阿弥陀様は今も照らし続けてくださっています。合掌。
(果)
 

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