天真寺通信

寺報「月刊てんしん」

寺報・月刊天真5月号vol.474発刊しました

月刊天真
月刊天真
天真寺からのお便り「月刊天真6月号」vol.483をを発刊しました。門信徒の皆様のご協力を頂き、寺報の発送作業が終わりました(感謝!!!)
今月号の特集記事は、今年の秋天真寺門信徒バス旅行にて訪問する常陸国についてです。
親鸞聖人は、比叡山で20年間修行されましたが、悟りを得られず、法然上人の説かれるもっぱら念仏して浄土に生まれ仏となる道を選ばれました。しかしその勢いが盛大となると、規制の仏教会から妬みをうける事となってしまいました。 
 そんな時、後鳥羽上皇が熊野詣の留守中に、上皇に仕える女性二人が念仏会に参詣し、有り難さのあまり尼僧になってしまいました。これに激怒した上皇が法然上人、親鸞聖人を流罪に処し、親鸞聖人は越後へと配流されました。そこで還俗させられ朝廷から藤井善信という名前を与えられるも、自ら愚禿親鸞と名告られます。
 しかし、7年間の越後生活を詳細はわかりません。罪人として積極的な活動が許されなかったと考えられます。厳しい環境下で、果たしてどのような思いで過ごされていたのでしょう。命がけで師である法然上人を信じ、念仏往生の道を護られたのだと胸があつくなります。
 さあ、ここからが親鸞聖人と常陸とのご縁の始まり。赦免後、常陸へと旅立たれるのです。これは他宗との争いを防ぐため念仏者は一所に集まるべからずという法然上人の御遺訓に従ったものと言われています。親鸞聖人40歳のことでした。続く・・・(西原静香)
と導入部分です。これから常陸国にて過ごされた親鸞聖人について探求していきます。
今月も定例法話会がございます。
6月20日(火)
11時~ 写経教室
13時30分~ 法話会 講師:米田順昭師
どなたさまもお参り頂けますので、ぜひご参詣下さいませ。
どうぞ今月もよろしくお願い申し上げます。

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