• 2017/07/31
  • 寺報「月刊てんしん」
門信徒会とは?

疑問

ふと思うことがありました。
本日お電話にて納骨堂の問い合わせがあり、天真寺の門信徒会のご説明をしたら、
「門信徒会」とは何ですか?
「門信徒会」とはどういう漢字で書きますか?
とご返答を頂きました。

当たり前に使っている「門信徒会」という言葉は一般には通用しないのだと、再確認しました。
天真寺のホームページを確認してみると、

天真寺は、「門信徒会」を組織し、多くの方々によって支えられています。仏さまのお話を聞かせていただき、浄土真宗のみ教えを中心に心のよりどころを作りませんか。門信徒会では、お盆・春秋彼岸などの「五大法要」、毎月20日の「仏教講座会」、毎月10日の「婦人の集い」、毎週日曜日の「朝の礼拝」、京都・西本願寺念仏奉仕等さまざま活動をしております。
 門信徒の皆さまへお寺のたよりをお送りし、毎月行事案内をしております。お寺の活動へのご協力、ご理解をいただき、門信徒会にご入会いただけますようご案内申し上げます。入会後の強制・義務は一切ありません。
【天真寺門信徒会】http://tenshin.or.jp/activity/monshintokai

浄土真宗では、「檀家」とはよばずに「門信徒」と呼びます。檀家とは、梵語「ダーナパティ」の音写、意味は「寺僧を供養する施主、寺や僧を援助する庇護者」というう意味です。そこから、江戸時代の寺檀制度から、一般民衆である個々の檀家が寺院の経済的な支援者となるという意味となりました。そこには、布施をされる寺院、布施をする檀家という構造があります。また、他宗では僧侶を和尚と呼びます。和尚は、梵語upadheyayaの音写であり、「師匠」を意味します。教化する者、教化を受ける者という、師弟関係が存在します。ですが、浄土真宗では和尚さんとは呼ばないですね。
では、浄土真宗で「門信徒」と呼ぶ理由は、門信徒とは「一門の徒」という意でもあります。寺院と檀家という上下関係ではなく、ともに阿弥陀如来の教法を頂く立場、等しく念仏の法をあわせていただく身であるので「御同朋御同行」とも呼ばれます。そこから、「天真寺の門信徒の会」から「天真寺門信徒会」となったのであります。これは、時代の流れの中で、自然に「門信徒」という言葉として呼ばれてきました。

話は変わりますが、天真寺門信徒会の会員の皆様には、毎月発行の天真寺たより「月刊天真寺」&仏教冊子「御堂さん」を送付しております。御堂さんを発行している事務所は、大阪にある北御堂こと、浄土真宗本願寺派津村別院です。北御堂のホームページにて、「読む法話」「聴く法話」というサイトがあり、充実した内容なのでオススメです。このことを紹介しようとしたら、突然のお電話にて「門信徒会」の問い合わせがあったので、文章が長くなってしまいました。

【聴く法話】
http://www.kitamido.or.jp/html/n1c5.html
【読む法話】
http://www.kitamido.or.jp/html/n1c5p2.html

ぜひ、ご覧下さいませ。