天真寺通信

永代合葬墓あんのん堂

今月のあんのん堂

京都大谷本廟内、永代合葬墓「あんのん堂」にお参りしてきました。まだまだ底冷えの京都です。
 
今月の大賀蓮・・
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蓮池の前で写真撮影しておられました。どうやら外国の方のようです。
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大谷本廟の近辺には清水寺などの観光地がたくさんあって、レンタル着物を着た外国の方で平日でも賑わっています。
観光ついででもお参りくださると嬉しいですね(*^_^*)
 
今月の法語です。
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『「鬼は外 福は内」とみる私』
どうやら今年は真宗教団連合のカレンダーの文言ではないようですね。
「鬼は外 福は内」・・・節分の豆まきの掛け声でしょうね。
 
京都には大江山の酒呑童子、一条戻り橋の鬼、羅生門(羅城門)の鬼など数々の「鬼伝説」があり、「羅生門」は芥川龍之介さんの小説や謡曲、狂言にもなっています。最近では市川海老蔵さんジャニーズの三宅健さんらによる歌舞伎で話題になっていますね。観に行きたいなあ・・・(^-^;
京都に鬼伝説が多いのは、栄華を究めながらもやがて衰退していく平安京時代のさなか、政争や戦乱、災害や疫病による飢饉など、誰もが不安を抱えながら今日一日を生きておられたのではないでしょうか。その不安が得体のしれない恐ろしい鬼の伝説を作っていったのかもしれません。
 
芥川龍之介さんの「羅生門」を読み返してみましたが、凄まじいです。誰もが抱えている底知れぬ闇・・・それは私も・・・( ゚Д゚)
「鬼は外 福は内」と、鬼は私以外にあり、その鬼が私に近づきませんように、他人の所に行きますように・・と願っている私が鬼そのものでした・・・(T_T)・・・ナンマンダブ・・・
 
 
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(果)
 

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