天真寺通信

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中国の旅①香積寺

先日、中国仏跡研修旅行に先輩僧侶の方々と行って参りました。今回の目的地は、西安、敦煌、北京です。
第一番目に紹介しますのは、西安から約17.5kmに位置する香積寺。唐中宗神龍二年(706年)、善導大師を記念するために建立された寺院。浄土宗の発祥地とされ「 天竺に衆香の国あり、仏の名は香積なり」という伝承から名付けられました。浄土真宗では、七高僧のお一人であります。法要にてお勤めをします「三奉請」(奉請弥陀如来入道場散華楽 奉請釈迦如来入道場散華楽 奉請十方如来入道場散華楽)は、善導大師様「法事讃」を出拠とします。親鸞聖人報恩講のお晨朝にて勤められる「往生礼讃」も「往生礼讃偈」のお言葉であります。西安から30分位の距離に佇む、静かなお寺。はじめに、本堂にて、讃仏偈のお勤めをさせて頂きました。
こちらの塔は、唐の時代に建立された時は13階建てでありましたが、地震で壊れたため、現在は11階建てになっています。
中国香積寺
こちらは、善導大師様の像。
香積寺
境内には、「一心専念 弥陀名号」の石碑があります。
香積寺中国善導
今回の旅にて驚いたことは、中国がキャッスレス社会になっていること。だれもが、現金・カードを使用せずに、携帯電話にてピッっと料金を支払いします。香積寺様も同じでした。
中国香積寺
■香積寺
中華人民共和国陝西省西安市長安区郭杜街道神禾原

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