• 2020/07/19
  • 永代合葬墓あんのん堂
今月のあんのん堂

昨日、京都大谷本廟内にある永代合葬墓あんのん堂にお参りしてきました。
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毎年8月にある朝の法座が今年は7月に開催されるようです。昭和32年より開催された「黎明講座」を起源とし、今年は63回目だそうです。
 
「朝の法座」概要
期日:2020(令和2)年7月20日(月)~22日(水)
場所:大谷本廟 礼拝堂 (第一無量寿堂6階受付前にて受付)
時間:7時 勤行(重誓偈 )「朝の法座」開会(挨拶・開会の言葉)
7時10分 法話(50分間)
8時 閉会(恩徳讃 )
講師・講題:
20日 『浄土の風を聞く』 奈良教区吉野北組光明寺住職 三浦 明利師
21日 『伝えられたこと 伝えねばならないこと』真宗大谷派参務 三品 正親師
22日 『如来よりたまわりたる信心』 浄土真宗本願寺派布教使  藤澤 信照師
※新型コロナウイルス感染症対策のため朝粥は中止、受付において検温を実施、37.5℃以上の発熱が認められた場合、 体調のすぐれない方のご参拝はお断りさせていただきます。との事です。
 
今月の大賀蓮
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ワサワサですね(^_^)v
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今月の掲示板
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「卯の花や 子らが蛙の墓参」小林一茶
小林一茶は2万句以上を残され、日常に即した句や、虫・小動物といった弱い生き物をテーマにしたものも多いようです。「卯の花」は季語で初夏との事。
一茶は「卯の花に蛙葬る法師哉」という句も詠まれていて、少し調べてみたらこちらは文化1年40歳頃、先の句は文政8年62歳頃の句とわかりました。2万句以上もあるので、他にも似た句があるかもしれません。
 
一茶は3歳の時にお母さまが往生され、8歳で新しいお母さまを迎えられますが15歳で江戸に奉公に出られ、25歳で俳人となられます。その後全国各地を旅されて、39歳帰郷の際にお父様が倒れ遺産を弟と二分するよう言い渡されますが、その後13年にも及び相続争いとなったそうです。ようやく相続争いに決着がつき、結婚して4人の子供を授かります。しかし、4人とも2歳を迎える前に死亡、奥様も病気で亡くなられたとの事。その翌年62歳で再婚、3ヶ月後に離婚・・。その間に一茶自身は脳卒中を繰り返し、歩行や言語がままならなくなっていったそうです。
 
40歳の「卯の花に 蛙葬る法師哉」も62歳の「卯の花や 子らが蛙の墓参」も実際にその風景を見て詠まれたものか、空想で詠まれたものかはわかりません。けれども、大切な人とお別れした事が大きく影響している気がします。
蛙のような小さい生き物、生きていても死んでいても自分には関係のないような生き物にまで変わらぬ大切な「いのち」を見、その一瞬一瞬の儚さやつながりを感じておられたのかもしれません。
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私たちが勤める法要やお墓参りは、ただ行事として勤めればよい、というのではありません。お参りを縁として、果てしない「いのち」のつながりのなかに生かされている自分の「いのち」を改めて見つめ直す場となり、手を合わせお念仏申すなかに、大いなるはたらき「南無阿弥陀仏」を聞かせていただきます。先に往生された大切な方は、そうやって私に仏法を聞かせるはたらきをしてくださっているのでありましょう。
ナンマンダブ・・・。
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(果)