天真寺通信

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関東大震災100回忌追悼法要

関東大震災が発生して百回忌を迎えます。

本日、両国にあります慈光院では、関東大震災追悼法要が勤まります。ご講師は、宮城組専能寺様足利一之住職です。専能寺様は、東日本大震災にて津波による大被害を受けました。天真寺からは、何度もボランティアに駆けつけましたが、ボランティアをしながら、被害の甚大さに言葉がなくなる思いでした。
 昨日は、S寺の住職様・坊守様と一緒に、中央仏教学院時代の同期生と共に、懇親会を開催しました。震災当時のお話を聞かせて頂きました。驚いたことは、関東大震災の時、縁者が被害に遭われているということを仰ってくださり、この度のご縁にてお話くださるそうです。

■慈光院HPより
1923年(大正12年)9月1日発生した関東大震災では、倒壊家屋約3万6千戸、死者は約9万9千人という未曾有の大惨事でありました。特に現在慈光院のある旧被服廠跡地では、4万人に及ぶ避難者の内、3万8千人の方が亡くなったと伝えられます。
この震災後すぐに、多くの方から救援の手が差し伸べられ、西本願寺においては、震災で被災した子どもたちへ託児施設を開設、医療機関として病院の設置、震災犠牲者の追悼と伝道教化のために、慈光院が建立されました。このように震災と関わりの深い当院では、震災の翌日に震災追悼法要を例年お勤めいたしております。
今年度は百回忌です。1923年から相続されてきた追悼の念仏を、本年も申し上げさせていただきます。

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