天真寺通信

永代経法要

桂米福師匠の落語法座

明日5月19日13時30分~天真寺永代経法要が勤まります。

明日のご法座には、桂米福師匠が落語を演じてくださいます。

私は落語と仏教の関わりについて、お話しをする予定です。

仏教と落語の関わり「安楽庵策伝」

落語の祖と言われている安楽庵策伝。
現在は、京都の街中 四条河原町 新京極通りのど真ん中にある浄土宗西山深草派総本山「誓願寺」の住職であられました。仏教の難しい話ばかりしていると、お聞きになっている方々が眠りに陥ってしまうので、目が覚める笑い話である「おとしばなし」を膨大な数作り出し「醒睡笑」という書物にて出版されました。その中には、現在の落語の元ネタになっている「子ほめ」などのお話もあります。

仏教と落語の関わり「御伽衆」

もう一節、「御伽衆」が落語のいわれとも言われております。
安楽庵策伝のお兄様 金森長近は、織田信長・柴田勝家・豊臣秀吉に仕え、飛騨高山の城主となった武士です。長近の長は、織田信長公から頂戴されたとのこと。
そのお兄様は、御伽衆としても活躍されました。御伽衆とは、将軍や大名の仕え、お話しの相手をするお仕事。雑談に応じたり、自己の経験談、書物の講釈などをされたようです。豊臣秀吉は、読み書きが不得手であり、それを補うべく耳学問の師として御伽衆800人いらっしゃったといいます。
さらに、金森長近についてWIKIPEDIA先生によって調べていると、本願寺教如上人を徳川家康に紹介したのはが金森長近であることが判明したそうです。先生によると「教如と家康の接近が、後の慶長13年(1608年)の本願寺の東西分立に繋がることになる。すなわち遠因は長近である。」とのこと。本願寺とも縁が深いです!!!
さらにさらに、先生によると「慶長13年(1608年)8月12日、京都伏見の別邸で死去。84歳。法名は、金竜院殿要仲素」と、法名は「金竜院金竜院殿要仲素」とのこと。西原竜哉、金竜院、2024年辰年と竜つながりでした(笑)

以前、築地アカデミーにて、落語と法話のコラボ企画をした時、桂米福師匠にご登壇いただきました。とてもオモシロく落語を披露してくださいました。

桂米福師匠の紹介動画です

尊崇する神田伯山師匠が「神田松之丞師匠から6代目神田伯山師匠になった日」にて、司会をされております。三遊亭円楽師匠など懐かしく錚々たる方々がいらっしゃいます。

明日ぜひお楽しみください!!!

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