• 2016/04/04
  • 天真寺
おばあちゃんと市場と八正道

おばあちゃん
昨日、一昨日と地元・桜祭りが開催されました。数キロに渡る道路には桜並木が渡る桜のトンネルの中には、出店やコンサートがあるので、毎年何万人と集まります。今年は、一番の桜が満開の時期とかなさり、より多くの方々がお越し下さいました。
今日は、おばあちゃんこと、天真寺の大坊守と一緒に松戸市南部市場に散策に行きました。ここ数年、毎朝市場に行き、市場の方々の威勢のよさを見るのが楽しみの一つとなっています。お馴染みの鮪屋さんに行くと、おばあちゃん93才です」といえば、「元気ですごいですねぇ」とあたたかく迎えてくれます。天真寺から市場に行き、買い物をして、桜通を通って帰っている中、おばあちゃんのトークが続きます。「昔はこの場所はお寺を候補だった」「下駄箱は八柱のかねたやさんで買った」「市場には、おじいちゃんと一緒に自転車でよく通ったものだ」「昔は、法務も忙しくなかったから、地域の集まりに参加していた」「弟大悟はよくプラモデル屋ハチピーで遊んでいた」などなど、市場に行き当時の記憶がよみがえってきたようです。そんなおばあちゃんが、市場をめぐりながら、「眼鏡をどこかに置いてきてしまったので何も見えない」どうしたものかと悩んでおります。
お釈迦様のみ教えにて八正道があります。お釈迦様は、苦悩を、ありのままをあきらかに見つめると言うことによって苦悩を超えていかれ、そして、ブッダ(覚者)となりました。その釈迦様が、初めに説法され、涅槃に至る道、幸せを実現する最上の道、苦しみを離れる道と示されたのが「正見、 正思惟、正語、正業、正命、正精進、正念、正定」の8つの行であります。「正しく見る、正しく思惟する意思、正しい言葉を語る、身の行いを正しくする、身口意の三業を清らかにして正しい生活をする、正しい努力、正しい憶念、、正しい精神統一」とあり、分別を交えない智慧の眼にて正しく物事を見ていくことを体得していく世界であります。八正道は、凡夫には行えないからと言われますが、この八正道の中で、大切なことは「気付き」であります。仏様の智慧に照らされて、間違っている私の心を知らされる。
おばあちゃんは、「眼鏡をなくしてしまった」ことに気付いているので安心です。眼鏡をなくしたことがわからなくなったら問題がありますね。これは、私の心にも通じるなぁと教えて頂きました。