天真寺通信

未分類

永六輔さんご往生

仏
千葉県のお盆は、8月中に勤められます。松戸から江戸川を超えるとそこは東京、東京のお盆は、7月に勤められるます。そのため、他寺の孟蘭盆会法要のご法話をご縁を頂戴したり、消防団の訓練があったりと、バタバタとした毎日を送っておりました。そんな中、今朝、永六輔さんがご往生されたという悲しいニュースが届きました。ご存じの通り、永さんは、「上を向いて歩こう」「見上げてごらん夜の星を」「いい湯だな」を作詞され、また『大往生』『二度目の大往生』『庭説法』などたくさんのご著書を残されまれした。46年パーソナリティを務めていたTBSラジオ「六輔七転八倒九十分」を楽しみに拝聴しておりましたが、6月降板され寂しく思っておりました。永さんは、元浅草のお寺のご出身と言うことで、お寺の落語会にも参加した思い出があります。
永六輔さんは、たくさんの思い出を残して下さった。個人的には、坂本九さんが歌われた「上を向いて歩こう」の印象が強いです。私が、小学四年生の時、御巣鷹山にジャンボ機が墜落して、乗客だった坂本九さんがご逝去なされました。その幼少の頃の記憶が残っており、飛行機に乗ることが今でも怖いですが、飛行機に乗る度に、「上を向いて歩こう」の歌を思い出します。福井県敦賀市にある恩師・浅井先生のお寺・浄光寺様のご法要のお手伝いをさせて頂き、本堂にて、法要後の門信徒の方々との交流会をしている時、「何か歌おう」 というという流れになり、「上を向いて歩こう」を歌った記憶があります。思えば、2010年6月6日ご往生された浅井先生(法名 聞思院釋成海)も7回忌をお迎えになります。
合掌
最後に、思い出多き「上を向いて歩こう」の歌詞を味わいたいと思います。
「上を向いて歩こう」
上を向いて歩こう
涙がこぼれないように
思い出す春の日
一人ぼっちの夜
上を向いて歩こう
にじんだ星を数えて
思い出す夏の日
一人ぼっちの夜
幸せは雲の上に
幸せは空の上に
上を向いて歩こう
涙がこぼれないように
泣きながら歩く
一人ぼっちの夜
思い出す秋の日
一人ぼっちの夜
悲しみは星の影に
悲しみは月の影に
上を向いて歩こう
涙がこぼれないように
泣きながら歩く
一人ぼっちの夜
一人ぼっちの夜

カテゴリ

アーカイブ

天真寺日記