• 2016/08/10
  • 仏教壮年会
「お正信偈に聞く」第十三回

7月23日は「お正信偈に聞く」第十三回でした。
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今回は曇鸞大師讃の前半です。
学僧として励まれていた曇鸞大師は、『大集経』という膨大な量の経典の註釈に着手されますが、その途中で病気になられます。なんとしても仕事をやり遂げたい思いから大師は道教の第一人者であった陶弘景(とうこうけい)を南中国まで訪ねます。そこで不老長生の術を教わり、仙経十巻を授けられたということです。
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仙経十巻を持ち帰った曇鸞大師は、都の洛陽で訳経僧の菩提流支三蔵に会われました。大師が「仏法の中にこの『仙経』より勝るものがありますか」と尋ねると、菩提流支は大変怒って「どこに長生不死の法があるだろうか。たとえ長生きしてもしばらくの間死なないだけで、ついにはまた迷いの世界を輪廻するだけではないか」と浄土教の経典を授け、「これによって念仏すれば、きっと生死(しょうじ)を解脱して、はかりないいのちを得るだろう」と諭されました。
その経典を受け取った曇鸞大師は、無常を説く仏教を忘れこの身に執着していた事に気づかされて仙経十巻を焼き捨て、浄土の教えに帰依された、という事です。
このエピソードを聞いて、私のいのちの問題を解決せずにどう生きるかと改めて考えさせられました。自由トークの時間では「ピンピンコロリがいいですね」、などのご意見をいただきながら皆で生老病死を考えました。
いつどこでどのような死を迎えるか誰にもわかりません。けれども、どのような死を迎えようともいつでもどこでも私のいのちと共の阿弥陀さまは、お浄土へと導いてくださっています(*^_^*)
お念仏に育まれ、お念仏に導かれながら仏様にならせていただく「いのち」を今生かされております。ナンマンダブナンマンダブ・・・
(果)