天真寺通信

天真寺雅楽教室

皇居にて開催される「春の雅楽演奏会」

雅楽
先日、Sさんからお声がけを頂き、皇居内「桃華楽堂」にて開催されている宮内庁楽部による演奏を聴きに行きました。曲目は、管弦「壱越調音取」「北庭楽」「壱団嬌」。舞楽は左方の舞(中国系)「桃李花(とうりか)」、右方の舞(朝鮮系)「皇仁庭(おうにんてい)」です。
「桃季花」は、唐の高祖李淵の子於呂に作られた草木を主題とする21曲目の中の一つと言われ、桃花最盛の3月3日に曲水の宴で奏された曲と言われます。
「皇仁庭」は、仁徳天皇(313~399)の即位の時、百済の王仁が難波津の歌を作って祝ったのが、この曲であろうと言われております。
雅楽は、主として宮廷、貴族社会、有力社寺などで演奏されてきました。この度も、古の時代に想いを馳せ、仁徳天皇と重ね合わせながら、雅楽のゆったりとした演奏を楽しんできました。皇居には中々入ることができませんので、貴重なご縁となりました(感謝!!!)
『本願寺新報』にて、福本先生による仏教×伝統芸能 浄土信仰への誘いにて「雅楽特集」がありましたので、紹介します∈^0^∋
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