天真寺通信
蓮の花は仏様のシンボル
天真寺永代経法要、門信徒総追悼法要が厳修されました。
この度のご講師は、山田義俊先生。ご法話の中で、仏さまの覚りの世界は、蓮華蔵世界とよばれ、蓮の花に例えているというお話を頂戴しました。その中から少し蓮のお話を紹介します。
①泥中の分陀利華
蓮の花は、清らかな水の中、環境がいいからと清流では咲かない。環境の悪い、劣悪な環境の中で、泥水に染まらない綺麗な花を咲かせる。迷いの中で、悟りという綺麗な花を咲かせることになぞらえている。
②蓮の花が咲き終わった時、即座に実がなっている。蓮の花は、朝早く咲いて午後閉じる。翌日も。大体3日間繰り返して花びらが散る。その中が蜂の巣みたいになっていて、実が入っており、食べられる。花が終わって、即座に実が食べられるのは蓮だけです。ミカンの花が咲いてから、半年かかる。イチゴでも、すぐには実がつかない。何週間かたってから。花が終わった時に実がなっている。我々の命が終わった時、おさとりという仏の身に成らせて頂く。おさとりのシンボルとして使われる。
③千葉県検見川にて大賀博士が、2000年以上前の地層の中から、古代蓮をみつけ、発芽させた。古代蓮は7月位から小ぶりな花を咲かせてくれます。どんぐりも出てきたが発芽しない。蓮だけが発芽。蓮は煮たり焼いたりしない限りは死なない。
などから蓮の花は仏様のお悟りのシンボルとなっているお話を頂戴しました。
あること難しのご縁に感謝です。
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