天真寺通信

みんなの日曜礼拝

一子地となづけたり

お朝事
毎週日曜日、朝7時〜日曜礼拝が勤まりました。本日は、台風の中、たくさんの方がお参り頂きましたので、集合写真を撮影しました。おばあちゃんが手に持っているのは、市川おおまち大津園さんの巨大かおり梨です。今週の担当は、雅楽教室講師の弘山先生です。ご和讃は諸経讃です。
大聖易往とときたまふ 浄土をうたかふ衆生をは 無眼人とそなつけたる 無耳人とそのへたまふ
平等心をうるときを 一子地となづけたり 一子地は仏性なり 安養にいたりてさとるべし
解説 浄土真宗本願寺派教学研究所
久遠実成阿弥陀仏 五濁の凡愚をあはれみて 釈迦牟尼仏としめしてそ 迦耶城には応現する
上記の和讃より、言葉の仏様となって届いて下さっている阿弥陀様のお心をお取り次ぎ下さいました。
阿弥陀様のお心の対象が「一人子」とあります。父母から子どもに注がれる愛情は、その子ども一人に100%。子どもを見抜いて注ぎ込むのが親の思い。私の有様をまっすぐにご覧になって、凡夫にはこうするのがいい。この世において仏に成る可能性がない私が「安養にいたりて覚るべし」。仏様から願いをかけられているのが私達が仏に成る証拠。阿弥陀様の願いによって必ず救われた身となる。おみのりを聞こうとしないことを、ご承知の上で、そのままこいよ。仏様からほど遠い存在だから、願いをかけて下さる。こいついはこの方法しかないと、南無阿弥陀仏の声となって届いて下さっている。
ありがとうございます☺
終了後には、茶話会です。只今、梨のシーズン真っ盛りです、市川おおまち・大津園さんのナシを頂戴しました。
お朝事
本日、15時~雅楽教室が開講されます。ご興味のある方は、ぜひお越し下さいませ。
【みんなの日曜礼拝とは】
天真寺本堂では、毎週日曜日朝7時から日曜礼拝がつとめられます。
天真寺住職をはじめ衆徒が輪番制にてお勤めをしております。
毎月第1週の日曜日は、僧籍をお持ちの方、仏道を志している方(例えば、中央仏教学院通信講座を卒業。または、通学している)、天真寺門信徒の方に調声をしていただく参加型の「みんなの日曜礼拝」です。

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