天真寺通信

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アインシュタイン博士と姥捨山

アインシュタイン博士が、1922年(大正11年)来日した際、帝国ホテルの配達員に渡したメモを高額な金額で落札されました。
そこには、
「Maybe if you’re lucky those notes will become much more valuable than just a regular tip」
もしあなたが幸せな人生を歩んでいるなら、このメモ書きは普通のチップよりもずっと価値が高くなるでしょう
「A quiet and modest life brings more joy than a pursuit of success bound with constant unrest」
静かで質素な生活は、絶え間ない不安に縛られた成功の追求よりも多くの喜びをもたらす
「Where there’s a will, there’s a way」
意思のあるところに道あり
と、来日時、仏教にも関心を持っていたアインシュタイン博士は、仏教の話を聞きたいと、近角常観先生がお話をされました。その時語られたのは「姥捨て山の物語」。親が子どもを思う親心に仏様の慈悲を感じるお話。この度の長野の布教の旅にて、途中に姥捨山物語の元となったと言われる姥捨駅の近くを通ったので、寄ってきました。山深い道を抜けていき、やっと到着できました。
姨捨駅
姥捨駅
姨捨駅から見える景色
姨捨駅
姥捨山伝説には、諸説ありますが、この物語が生まれた雰囲気を味わってきました。

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